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本日はHONDAのCVCCエンジンを取り上げたいと思います。
CVCCエンジンはCompound Vortex Controlled Combustionの略称です。
和訳すると複合渦流調整燃焼方式のことです。中々ややこしい名前ですね。
しかしながらこの小さいエンジンは自動車業界に激震を起こしました。
実際に市販車に搭載されたのは1973のHONDAシビックです。ではなぜこのエンジンが世界の自動車業界に激震を走らせたかと言いますと・・・
排気ガスです。
この時代、米国や日本でも自動車の排気ガスでの公害は酷い状況でした。
そのため米国では当時として非常ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに厳しい排気ガス規制が始まることとなりました。
しかしながら当時世界で1、2を争う自動車メーカーであるフォード、GM、ともに当時の技術水準ではあまりに厳しすぎる内容のため、実現不可能として連邦議会に廃案を求めました。
ところがそこに出てきたのが当時バイク、軽自動車の生産が主力だったメーカーのHONDAです。
自動車大国アメリカの大会社が不可能と匙を投げる程の排気ガス規制を見事にをクリアするCVCCエンジンの開発に成功しました。
これに世界の自動車メーカーはビックリ!!!!!
結局、フォード、GM、トヨタなどの大会社はHONDAより技術提供を受けることとなり、このことがきっかけでHONDAはアメリカ市場だけでは無く世界において大きな影響力を持つ事となりました。
本日は以上です。ありがとうございました。
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