バッテリーは自動車を動かすためにとても重要です。
バッテリーにたまった電力を使い、車のエンジンを始動させたり、
エアコン・オーディオ機器の動作、ライトの点灯など、快適なドライブには
欠かせない各機能が使用できるようになります。
バッテリーには外部電源から電気を供給するのではなく、車の走行時に生まれた
電力を蓄電します。ただエンジンをかけるだけではなく、走行しないと
蓄電しないということです。
そのため、「電気系統の使用」>「車の走行時に発生するエネルギー」となると
バッテリーの中の電力は空になってしまいます。
この「バッテリー内電力が空の状態」=「バッテリー上がり」です。
バッテリー上がりが起きてしまうと、エンジンの点火すらできません。
バッテリーの容量は、気温によって変化します。
イメージとしては、満充電したスマートフォンを寒い悪天候の中で使用したとき、
みるみるうちに電力を消耗していき、最終的に動作が悪くなってしまったこと、
ありませんか?
カーバッテリーも同様に気温の低い場所ではパフォーマンスが悪くなります。
一般的にカーバッテリーを気温20度前後で満充電した状態を100とすると、
・氷点下0度付近で80%
・氷点下20度で50%のパフォーマンス しか得られないといわれています。
もちろんこれは新品の状態での比較ですので、古いバッテリーやバッテリー液では
さらにパフォーマンスが低下することが予想されます。
電気系統の節電はきちんとしているにも関わらず、何度もバッテリー上がりに
なるようなら、寿命が来ているかもしれません。
定期的にバッテリー自体の点検を行い、電圧チェックやバッテリー液の補充を行いましょう。
古くなってしまっている場合は新品のバッテリーに変えることをオススメします。
「詳しいことがよくわからない!」という方は、カー用品店によっては電圧チェックなど
無料点検も実施しています。
バッテリーをいつ変えたかわからない位であれば早めに新品への交換を検討しましょう。
以上、バッテリーのお話でした♪
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