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今や普通車以上に普及しつつある軽自動車。維持費もかからず、

名義変更のお手続きも比較的簡単にできるそんな軽自動車の排気量は660cc

ですが、なんで660ccなのかご存知でしょうか？？

元々は規格上360ccから軽自動車は始まっており、

（『てんとう虫』と呼ばれたスバル360は有名ですね）

ボディサイズの拡大から360cc→550cc→660ccと規格が変わっていきます。

この変化の中で時代背景が見える形で、まず1970年代にアメリカの

排ガス削減案が含まれた『大気浄化法（マスキー法）』が

日本にも影響を及ぼし、360ccで排ガス規制を行うと出力不足に

なってしまう為550ccに引き上げたそうです。

そして1990年代に入り、クルマの進化に伴う車格の拡大や安全対策を行うと

車体が重くなり、550ccだと非力という理由から30%の出力工場を目指し、

20%の排気量増加と10%の技術革新でそれがクリアされる事から、

550cc×1.2=660ccに落ち着いたそうです。

「昔と比べると今の軽自動車はみんな大きいね～」という方も多いかと

思いますがこういう事情があったわけですね。