衝突被害軽減ブレーキは、カメラやレーダーにより先行車との距離を常に検出し、危険な状況にあるか
どうかを監視します。
前方の自動車や歩行者を検知し、追突の危険性が高まったらまずは音や警告灯などで警告しドライバー
にブレーキ操作を促します。
それでもブレーキ操作がなく、このままでは追突や衝突の可能性が高いとシステムが判断した場合、自
動的にブレーキが作動し、衝突被害の軽減を図る装置です。
走行中または停止中の車両に対する衝突被害軽減ブレーキが、一定の性能を満たしていることを国が認
定する衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定制度というのが2018年度より始まっています。
一定の性能を有する衝突被害軽減ブレーキと認定されるためには、以下の3つの要件を満たす必要があ
ります。
⑴静止している前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突しないまたは衝突時の速度が20km/h
⑶以下となること
⑵20km/hで走行する前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突しないこと
⑶1および2において、衝突被害軽減ブレーキが作動する少なくとも0.8秒前に、運転者に衝突回避操
作を促すための警報が作動すること
これらの基準を満たしている車は以下のようなマークがついています。
また今後は衝突被害軽減ブレーキの装着義務化が段階的に始まってきますので、お車選びの際は参考に
してみてください!
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