休店日を確認する
少し早いですがGWに入りました(^^)
この連休の間に自らの趣味思考を存分に交えたブログを書きます。
一応車両紹介ということで...
６４５cc X 2ローター。排気量で見れば僅か１３００cc。
NAながらも初期型のタイプSは２５０馬力を誇り、レッドゾーンは９０００回転と超高回転エンジンです。
ここからマニアックな話に突入していきますのでご了承を...
ロータリーエンジンをご存知ですか？(以後REと略します)
その形状、特性はレシプロエンジンとはまるで異なり、エンジン単体の重さはレシプロの半分程しかなく、それでいて同等、もしくはそれ以上の出力を誇ります。
レシプロエンジンの構造
縦の運動を円回転に変換する。一般的な自動車はほとんどレシプロエンジンです。
構造が複雑で部品が多い。
ロータリーエンジンの構造
円回転をそのまま円回転として伝える為効率がいい。構造としては非常に単純で部品も少ない。
現行で販売されている車で現在REを搭載している車はありません。
両エンジンの燃焼運動。上ロータリー。下レシプロ。
いくつものメーカーがその開発に力を注ぎ、苦悩、挫折してきました。
戦後間もない頃に自動車の販売に着手した東洋工業(現在のマツダです！)もその一社でした。
他社との差別化の為に、どうしてもＲＥが欲しかったのです。
早くから開発に着手したNSU(現在のアウディの前身です！)から開発、販売の契約を結ぶも、その内容は足元を見られており、送られてきた試作REは速攻で壊れてしまった。
試作で作るも作るも問題だらけで１万キロもまともに動くことが出来ないRE。
東洋工業は社運を賭けREエンジン開発部門を立ち上げました。
平均年齢は２５歳と若い４７人が志願しました。
(RX-7やRX-8でたまに４７のナンバーの人がいますが、それはここからきているんですね(^^))
アペックスシールがハウジングを極端に削ってしまう。
パッキンの隙間からオイルがどんどん燃焼室に入ってしまう。
低回転域での異常なまでのエンジンの振動。
この課題をクリアし、マツダは世界初のRE搭載の市販車、
コスモスポーツを発売しました。
それから時は流れ、
サバンナ RX-3 がデビュー。
初代GT-Rレース５０連勝を４９勝目で表彰台を独占する形でストップさせます！！！
初代GT-R
サバンナ RX-3
さらに１９９１年、世界最高峰のレース、ルマン２４時間耐久レースで優勝！！！！
ちなみに２０１５年現在でも日本メーカーで総合優勝を飾ったのはマツダのREだけです。
総合優勝を果たしたマツダ７８７B。
最高にいい音しているんですよ...
ロータリーについて興味を持って頂けましたでしょうか？
しかし...
排ガス規制により２０１２年のRX-8 スピリットRを最後にRE搭載の車は発表されていません。
マツダさんは必ずREを復活させてくれます。
しかしいつになるか我々にはわかりません！！！
ならば今ある中古車に乗ろう！！
今楽しもう！！！
ガリバーでは様々な車両を取り扱っています。
どこまでも回るようなフィーリング。
前後重量配分５０対５０の抜群な運動性能。
たくさんの在庫の中からあなたの欲しいにお答えします(^^)
長文失礼しましたf^-^;
コメントを書く