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先日那須にドライブに行ったのですが
とある飲食店の駐車場にフェラーリ 458が駐車してあり思わず見とれていたところ
458のオーナーさんがちょうど戻ってきまして少しお話をしていた時の事です。
そのオーナーさんは昔からフェラーリが好きで何台か乗り続けているようなのですが
フェラーリのエンブレムとポルシェのエンブレムの関係を教えて頂きました。
みなさん、フェラーリのエンブレムは思い浮かぶでしょうか？
「赤い跳ね馬」の名の通り、前足を高く振り上げた馬が中央にいるあのエンブレムです。
しかし、実はあの有名メーカーのエンブレムにも同じ馬がいる事をご存知でしたでしょうか？
そう、ポルシェのエンブレムです！
なぜドイツのポルシェと、イタリアのフェラーリに？
なぜ設立年も違うこの２社に同じマークが？
疑問は尽きない所ですが、早速オーナーさんが教えてくれました。
まずポルシェのエンブレムを見てみましょう。
エンブレムの中央に例の馬がいますが、
実はこの馬、ポルシェが本拠を置くシュツットガルト市の紋章なのだそうです。
ではなぜイタリアの本拠を置くフェラーリのエンブレムに同じ馬が？
それはフェラーリの設立時の話に遡ります。
フェラーリのエンブレムは、第一次世界大戦時に国民的英雄だったフランチェスコ・バラッカという人物が
宿敵の関係にあったドイツ軍機を撃墜した記念として
それを自身の戦闘機に貼り付けていたものに由来しているそうで、
彼の両親がそのエンブレムをフェラーリに授けたそうです。
そのドイツ軍機についていたものがシュツットガルト市の紋章であるのです。
何の因果かは分かりませんが、国を越えて、時代を越えて１つのマークが共有されているのは
非常に感慨深い話ですね！
そんなきっかけをくれたフェラーリオーナーさんにも感謝ですが
エンブレムは自動車メーカーのシンボルですから、もっとさまざまなメーカーのシンボルの由来を調べ
同時に歴史も勉強して、幅広く深みのあるお話ができるようになりたいと思います♩
担当 ナミオカ
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