メンテナンスしておくと安心な部品は?
・ヘッドライトとテールランプ
まずは、ヘッドライトとテールランプです。夏は日が昇るのが早く、
日が暮れるのも遅いため、ライトを使用する機会が少ない時期です。
しかし、夏至を過ぎて秋になるとどんどん日が短くなり、
17~18時はあっという間に暗くなります。
秋になっていざ使用してみたら、片方のランプが付かなかったということもあるでしょう。
特にテールランプは自分では気付きにくい場所なので、
そのようなトラブルが起きる前に、あらかじめメンテナンスしておくと安心です。
・ウォッシャー液
次に、ウォッシャー液です。
フロントガラスが汚れて洗い流したいときに、
ウォッシャー液が切れて視界不良のまま走行した経験がある方も多いのではないでしょうか。
残量が少ないと中途半端にウォッシャー液が出て、
汚れを伸ばすだけになり逆に汚してしまうこともあり得ます。
そのような事態を防ぐためにも、ウォッシャー液はこまめに補充しましょう。
ここでの注意ポイントは、ウォッシャー液の代わりに真水を入れないことです。
秋が過ぎて冬になり氷点下になった場合、真水だと凍ってしまいます。
ウォッシャーノイズやパイプ内で凍ると、膨張して破損することもあるため、
絶対にやめましょう。
・燃料タンク
秋になり寒暖差が大きくなると、燃料タンクにも影響を与えます。
常にガソリンが満タンであれば問題ありませんが、
その状態を保つのはなかなか難しい話です。
ガソリンが減っていると、その隙間に結露が起きることがあります。
その水分で錆が生じ、大きなトラブルに発展する可能性があるのです。
しかし、水抜き剤というアイテムを使用すれば解決することができます!!
・エンジンオイル
最後は、エンジンオイルです。
エンジンオイルは一年を通してメンテナンスが必要な部分ですが、
秋ごろにもチェックしておきましょう。
なぜなら、夏場のエアコン使用にはエンジンオイルもフル活用されるからです。
ほかの季節よりも汚れやすく減りも早いため、その影響が秋に出てきます。
安全な走行をするためにも、いつもより少し早めにメンテナンスしましょう。
03 秋が来る前にやっておきたい車のメンテナンス
メンテナンスしておきたいのは部品だけではありません。
紫外線は車のなかにも届くため、車内のメンテナンスも必要です。
特に秋はカビが発生しやすい時期です。
夏が過ぎて暑さが和らいできたのも束の間、カビの繁殖が活発になるのです。
さらに秋の長雨で湿度が高くなれば、カビにとっては絶好の環境となります。
足元のマットは、雨の日に乗車すると濡れるため注意が必要です。
車内で飲食したときの食べカスもカビの繁殖につながります。
晴れた日に車内を清潔に掃除することが大切です!!
また、常に紫外線にあたっているダッシュボードやスピードメーターまわりは、ダメージを受けやすい場所です。
一見わかりにくいダメージではありますが、長年乗っていればひび割れが起きる可能性もあるでしょう。
これらの部分は、オイルを含んだスプレーやひび割れ防止剤などで対策することができます。
「 秋の車メンテナンスの際には洗車も忘れずに!」
秋は、車のボディのメンテナンスも必要です。
湿度が高い夏は、フロントガラスはもちろんすべてのガラスに汚れが付着しやすくなります。
汚れによってガラスが傷つき曇りの原因にもなるため、洗浄してキレイにしましょう。
外側はもちろんですが、内側もマイクロファイバーのクロスなどでクリーニングすると視界が明瞭になります。
また、夏は海に行く機会が増える時期です。潮風を受けた車の下回りは、放置しておくと錆びてしまいます。
下回り洗浄というと「冬に行うもの」と思いがちですが、夏の潮風も忘れてはいけません!
秋に下回りを洗浄しておくだけで、錆の発生を大きく減らすことができます。
洗車機を利用すれば、窓や下回りの洗浄などを自動で行ってくれるのでとても便利です。
洗車機で、夏の汚れをしっかり落としましょう!
ガリバー札幌石山通
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