ブルー系 ヴァンガード（トヨタ）３５０Ｓ DBA-GSA33W(10042961) の画像

トヨタ ヴァンガードは「アクティブ＆ラグジュアリー」をコンセプトとした3列7人乗り車が設定された新感覚の上級SUVとして2007年8月に発売された。2代目ハリアーや初代クルーガーの後継モデルという位置づけだったが、実際はRAV4のロングボディ車だった。RAV4に対してホイールベースは100mm長く、全長も235mm長い4570mmだったが、このクラスの競合車と比べて特に長いものではなく、室内長も短くて3列目のシートは完全にエマージェンシー用といった程度の広さだった。搭載されたエンジンは直列4気筒2.4LとV型6気筒3.5Lの2機種で、いずれも自然吸気仕様のエンジン。ミッションは5速ATが組み合わされた。駆動方式は、FF（前輪駆動）をベースにしたフルタイム4WDのみの設定で、4WDシステムは乗用車系の技術であるアクティブトルクコントロール4WDを採用した。電子制御カップリングは、EPS(電動パワーステアリング)やVSC(横すべり防止装置)との協調制御を可能としたほか、機械式のフルタイム4WDに比べ燃費性能に優れた。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。