ＭＲ２（トヨタ）Ｇリミテッド Ｔバールーフ仕様車 E-SW20(1007027) の画像

トヨタMR2は「ミッドシップ・ランナバウト・2シーター」の略称だ。MR2は、2人乗りのスポーツカーで、エンジンは座席の後部、つまり車両の中央付近に搭載される。そのために前後の重量配分が優れる。ミッドシップは、純粋なスポーツカーのレイアウトとして採用されてきた。初代MR2は1984年に発売され、ボディサイズは全長が3925mm、全幅は1665mmと小さい。発売当初のエンジンは直列4気筒1.5L、1.6Lのツインカムであった。後者の最高出力は130馬力で、車両重量は940kg（5速MT仕様）と軽く、ミッドシップ方式との相乗効果で機敏な運転感覚を味わえた。1986年のマイナーチェンジでは1.6Lツインカムのスーパーチャージャー仕様を加え、空冷式インタークーラーも併用して最高出力は145馬力に達した。2代目MR2は1989年に発売され、エンジンの排気量を2.0Lに拡大している。ツインカムとツインカムターボが用意され、後者の最高出力は225馬力に達した。足まわりは新開発され、4輪に独立式のストラットを配置する。初代モデル以上に機敏な運転感覚が特徴だった。

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