ホワイト系 グランドハイエース（トヨタ）Ｇ Ｘエディション GF-VCH10W(1000260) の画像

今はトヨタの上級ミニバンとしてヴェルファイア＆アルファードが用意されるが、その前身がトヨタ グランドハイエースだ。1995年にLサイズミニバンのグランビアがトヨタオート店（現在のネッツトヨタ店）から発売され、この姉妹車として、1999年にトヨペット店の扱うグランドハイエースが加わった。一番の特徴は広い室内だ。全長が4790mm、全幅は1800mm、全高は1965mmに達する背の高い大柄なボディを備え、3列目のシートまで居住性が優れている。室内長も2890mmに達する。2列目のシートを回転させて3列目と向き合わせたり、3列すべてをリクライニングして連結させ、車内をベッドのようにアレンジすることも可能だった。大柄なボディは、外観も立派でフロントマスクには細かなL字型の模様を散りばめたメッキグリルが装着されている。エンジンはV型6気筒3.4Lのガソリンと、直列4気筒3Lのディーゼルターボを用意した。両タイプとも実用回転域の駆動力が高く、加速性能の不足は感じなかった。2002年にグランドハイエースが初代アルファードに切り替わると、人気をさらに高めた。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。