アリスト（トヨタ）４．０Ｚ ｉ－Ｆｏｕｒ E-UZS143(1000824) の画像

トヨタ アリスとは、トヨタのLサイズセダンで、初代モデルは1991年、2代目は1997年に発売されている。北米など海外で販売していたレクサスGSの姉妹車だ。2005年には日本国内でもトヨタの上級ブランドとしてレクサスを開業したから、3代目以降はアリストではなくレクサスGSになった。アリストのボディサイズやエンジンの排気量はクラウンとほぼ同じだが、スポーティな性格を備えていた。特に動力性能の高い仕様は、直列6気筒3.0Lツインカム・ツインターボで最高出力280馬力だ。当時のメーカーが実施していた自主規制の上限数値となる。ターボを装着しないノーマルエンジンも230馬力で余裕を持たせた。後輪操舵などのハイテクも採用され、外観では丸みのあるヘッドランプを備えたフロントマスクが特徴だ。ちなみに1991年に発売された初代アリストも、直列6気筒の3Lを搭載していた。この時点からノーマルタイプのほかにツインターボを用意して、クラウンとは異なる大胆でスポーティな雰囲気を感じさせた。当時は景気も良く、裕福なクルマ好きの間で人気がたかかった。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。