ブラウン系 ＭＲワゴン（スズキ）Ｌ DBA-MF33S(10083844) の画像

スズキ MRワゴンは、ワゴンRをベースに開発された軽自動車のハイトワゴンである。2001年12月に発売された初代モデルでは、ワゴンRが角張ったデザインによって男性ユーザーに訴求するモデルになっていたのに対し、MRワゴンは流麗なルーフラインを持つモノフォルムデザインのモデルとして開発された。2006年1月に発売された2代目モデルでは、開発コンセプトを「ママワゴン」とし、子育てママなどの女性ユーザーをより強く意識したモデルとして開発された。丸みを伸びた外観デザインや丸型ヘッドランプなどはそれを象徴するものだった。搭載エンジンは自然吸気DOHCとDOHCターボがあり、4速ATと組み合わされた。モデルチェンジを重ねるごとにコンセプトとターゲットユーザーを変えるのがMRワゴンの特徴。2011年に発売された3代目モデルでは、若い男性ユーザーをターゲットに、「低燃費・広い室内空間・個性派デザインを採用した新感覚軽ワゴン」をコンセプトとした。初代モデル以降、日産にもモコとしてOEM供給されてきたが、2015年末までに生産を終えた。

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