７１８ボクスター（ポルシェ）７１８ボクスターＧＴＳ ABA-982J2(10119011) の画像

３代目の981型ポルシェボクスターは、2015年12月に車名を718ボクスターに変更した。ポルシェの慣例となっている３桁の数字を採用し、新たなスタートを切ったのである。「718」はポルシェが1957年に製作した水平対向４気筒エンジンにミッドシップ方式のレーシングカー、ポルシェ718を指す。この名車の名を冠したモデルなのだ。エクステリアは大幅に手を入れ、フロントマスクやバンパーなどに加え、サイドパネルデザインも変えた。インテリアもメーターなどのデザインを変更している。これを機にボクスターはケイマンの上の車格を手に入れた。大きく変わったのは、ドライバーの後方に積まれるパワーユニットだ。これまでは伝統の水平対向６気筒だったが、時代の要請からダウンサイジングを行い、水平対向４気筒DOHCとした。ベースモデルのボクスターは2.0L、上級のボクスターＳは2.5Lで、ともにターボで武装している。トランスミッションは両方に６速MTとデュアルクラッチ採用の７速PDKを設定した。

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