ランサー（三菱）ＲＳエボリューションⅧ GH-CT9A(10002346) の画像

三菱ランサーは、かつて三菱が主力モデルとしていた世界戦略を担うコンパクトカーであった。ランサーの歴史は古く、初代モデルは1973年にデビューしている。その後、6代のモデルを重ねたが、2007年に発売された7代目モデルにはギャランフォルティスの名前が与えられ、ランサーではなくなっている。ランサーは元々FR駆動のコンパクトセダンとして作られてきたが、ミラージュの姉妹車となるFF方式のモデルがランサーフィオーレとして設定された時期もあった。スポーツモデルとして設定されてきたのがランサーエボリューションで、1990年代から2000年代初頭にかけてWRCラリーに参戦するために開発され、高性能の市販モデルも多くのユーザーに支持されてきた。ランエボの初代モデルは1992年の発売で、ギャランフォルティスをベースにしたランエボXは2007年に発売されている。搭載エンジンは名機とされる4G63型のターボ仕様が一貫して(エボXのみ4B11型)搭載されており、モデルを重ねるごとに性能の向上が図られてきた。

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