アイミーブ（三菱）Ｍ ZAA-HA4W(10093409) の画像

三菱アイミーブ(i-MiEV)は、日産リーフに先駆けて日本で最初に量産された電気自動車である。車名が示す通り、アイ用の基本プラットホームとボディを採用し、エンジンの代わりに永久磁石式の電気モーターを搭載し、高密度のリチウムイオン電池を採用した。回生ブレーキなども含めたMiEV技術によって、市販電気自動車を完成させている。駆動方式は後輪駆動のMRのみで4WDの設定はない。通常の充電は、専用の充電ケーブルを右後部の差込口に接続し、100Vまたは200Vでの充電が可能。電池が空の状態からだと200Vの充電で約7時間かかる。急速充電の場合は、50kW充電器で80％まで回復させるのに必要な時間は30分程度という。満充電の状態での走行可能な航続距離は、タウンユースを想定した時速40km～60kmの走行で、エアコンを使わないと120km、エアコンを使用すると100km、ヒーターを使用すると80km程度と公表されている。リチウムイオン電池が高価であるため車両価格も高いが、次世代エネルギー車としての補助金が受けられた。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。