デリカＤ：５（三菱）シャモニー LDA-CV1W(10100793) の画像

三菱デリカD:5は、デリカスペースギアの後継モデルとして2007年1月に登場。4WDを特徴とする三菱自社開発のミニバンである。1960年代からのデリカワゴンの歴史の中では、5代目モデルに位置付けられる。デリカスペースギアがフレーム付きのシャシーを採用したのに対し、デリカD:5はアウトランダーなどの乗用車系プラットホームを採用したワイドボディの3ナンバー車だ。リブボーンフレームと呼ぶ環状型の骨格構造を採用し、クロスメンバーによる補強と合わせて衝突安全性能に優れたボディを作っている。またモノコックボディとなったことで大幅な低床化が図られ、同時に最低地上高を高めて悪路走破性を向上させている。4WDシステムはモードの切り替え機能を持つ電子制御式だ。デビューした当初は4WDのみの設定で、搭載エンジンも2.4Lのみの設定だったが、後にFF車が追加されるのに合わせて2.0Lエンジンも搭載され、この2.0Lエンジンは何度か型式の異なるものに変更されている。さらに2.2Lのクリーンディーゼルも搭載した。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。