Ｇクラス（メルセデス・ベンツ）の新車・中古車カタログ装備スペック情報

1979年の発売当初はドイツ語で「オフロード車」を意味する「ゲレンデヴァーゲン」と呼ばれていたGクラス。以来、インテリアとエンジン、安全装備を除くと、大きな変更はほとんど加えられていない。1970年に元祖高級SUVであるレンジローバーが発売され、その対抗としてのデビューともいわれる。軍用車両を出自にもつドアの開閉感は現行モデルも重厚。メカニカルな印象の金属音も残っている。よじ登るように運転席に座ると、視座が高い割に視界はそれほど広くない。柔らかなステアリングフィールは、最初はその感覚に驚くが、慣れると類を見ない正確な操作が可能になる。調整されすぎていないからこそ、自分好みに走れる側面があることに気づくだろう。昔ながらの良さを維持しつつも改良は進められており、エンジンラインナップは頻繁に変化している。2代目Gクラスでは、3リッターV6ディーゼルと、5.5リッターのV8が代表的。無骨な外見に似合わず、室内は本革もオプションで選べるなど、質の高い素材を多く使用し、高級感をたたえている。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。
• 新車時価格、中古車相場と写真は、当該車種の年式、グレード等を問わず参考として表示しております。