Ｚ（ホンダ）Ｚターボ スーパーエモーション GF-PA1(2002842) の画像

ホンダZは1998年に、コンパクト・スモールカーの分野で新しい潮流を築こうとしたJムーバー・Kムーバーのコンセプトとして登場する。同時期に販売されている絶対的に台数を確保しなければならないライフと比べ、デザインや構造が日本市場ではそれまでに見ない発想のものであった。デザインはホンダ同門のロゴやキャパと似て背が高いコンパクトであるものの、15インチのタイヤを四隅に張り出した配置。デザインは、ボディサイドラインを流れる3本のキャラクターライン。エンジンを後席下部にマウントしたミッドシップ4WD。他のメーカーがどこも採用しない構造である。ノンターボで52PS、ターボで64PSを発生させるエンジンバリエーションを持つ。3ドアスタイルとし、後席を含め積載性は目をつぶってでも、走りや安全性に新しい価値を生み出そうとしたホンダの開発陣の意欲を讃えたい。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。