５００（フィアット）コラーロ ABA-31212(10104100) の画像

フィアット500は、パンダの基本プラットホームをベースに、50年前に発売された旧型500のイメージを継承する外観デザインをまとって登場したコンパクトカーである。この時期、各社からレトロデザインのモデルが登場しており、500もそうした流れの中で開発されたモデルで、日本でも2008年3月の発売当初から高い人気を集めた。500はイタリア語でチンクエチェントとも呼ばれている。丸みを帯びたボディは、かつての500をほうふつとさせるもので、微笑みかけるようなフロントフェイスが特徴。インテリアはクラシックとモダンを融合させたもので、ボディ同色のパネルを使ったインパネなどを採用する。搭載エンジンは可変吸気バルブタイミング機構のマルチエア技術により、吸気効率・燃焼効率を高めた2気筒0.9Lの8バルブ＋インタークーラー付きターボと、直列4気筒1.2Lの8バルブSOHC、直列4気筒1.4Lの16バルブDOHCの2機種があり、デュアロジックと呼ぶATモード付きの5速MTが組み合わされる。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。