ブラック系 Ｃ４（シトロエン）２．０ＶＴＳ ABA-B5RFK(10042628) の画像

日本国内で販売されるシトロエンの主力車種がC4だ。輸入車の中では販売台数の多いフォルクスワーゲン ゴルフとほぼ同じボディサイズをもつ。最小回転半径も5.3mで、先代型の小回り性能の不満は解消された。注目されるのは、エンジンだ。現行型は直列3気筒1.2Lのガソリンターボに加えて、1.6Lのクリーンディーゼルターボを用意する。ディーゼルは実用回転域のトルクが高く、自然吸気のガソリンエンジンに当てはめると3L並みだ。高速道路の巡航で扱いやすく、JC08モード燃費は20.2km/Lとされるから、軽油価格の安さも考慮すると経済性が優れている。そして、C4の一番の特徴は乗り心地が快適なこと。16インチタイヤ装着車は路上のデコボコを柔軟に吸収して、ボディサイズの割に柔軟だ。この乗り心地は、日本のユーザーがフランス車に対して思い描くイメージそのものだろう。現行C4は2011年に国内販売を開始しており、先代（初代）モデルの導入は2005年であった。先代型も絶妙な乗り心地が特徴で、C4はシトロエンというよりも、フランス車の代表的な存在とされる。

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