ジープ・パトリオット（クライスラー・ジープ）スポーツ ABA-MK74(10042721) の画像

ジープ パトリオットは、2007年に登場した。外観デザイナは、4代目チェロキーによく似たデザインが採用されている。ただし、全長は4,400mm前後と短くコンパクトなサイズをもつ。このサイズ感は、現行コンパスと似たようなものなので、実質コンパスの先代モデルともいえる。搭載されたエンジンもコンパスと似ており、直4 2.0LはFF（前輪駆動）に、4WDは2.4L 直4となっていた。両エンジンともCVTと組み合わされていて、本格的なオフローダーというよりは、都会派SUVといったモデルである。コンパクトSUVということもあり、最小回転半径は5.4m。アメ車の割には小回りが効くといった印象で、日本でも比較的扱いやすいアメリカンSUVといえるだろう。また、上級グレードには、左ドアミラーに設定されたカメラでボディ側面の路面を映しだす。この映像は、左フロントドア内側に取り付けられたモニターで確認することができる。全幅は1,810mmとそれほどワイドではないが、運転が苦手な人には便利な機能だ。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。