Ｚ８（ＢＭＷ）ベースグレード GH-EJ50(9002993) の画像

Z3ロードスターに続くオープン２シーターのスポーツカーがZ8だ。８シリーズの系統のスポーツモデルで、BMWのイメージリーダーと位置づけられている。コンセプトカー、Z07の市販モデルで、1999年に発表。日本では2000年に販売を開始した。エクステリアには1950年代に活躍した往年の名車、BMW 507のデザインモチーフをふんだんに取り入れている。モダンなテイストのなかに、クラシックな味わいを積極的に注ぎ込んだ。デザイナーは、後にアストンマーチンDB9を担当するヘンリック・フィスカーである。ウインカーやサイドマーカーランプなどには、ネオン管を採用した。フレームだけでなくボディもアルミ製の凝った造りだ。また、パンクしても100km以上の距離を走れるランフラットタイヤを時代に先駆けて採用している。インテリアも大胆なデザインだ。ドライバーとパッセンジャーの真ん中に丸型のメーターを並べている。エンジンは高度にチューニングした4.9LのＶ型８気筒DOHCを搭載し、トランスミッションは５速MTを組み合わせた。生産終了は2003年だ。

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