Ｚ３ロードスター（ＢＭＷ）２．０ 特別仕様車 GF-CL20(9002069) の画像

マツダのロードスターの好調に刺激され、開発されたライトウエイトの後輪駆動オープンカーだ。型式がＥ36/７であることから分かるように、Ｅ36系の３シリーズをベースにしている。1996年、正式発売を前に、ＢＭＷ創立15周年記念した特別仕様車を先行発売した。そして97年にZ3を正式発売する。小型車枠に収め、エンジンは1.9Lの直列４気筒だ。トランスミッションは５速MTと４速ATを設定し、ＡＴ車は右ハンドル車だけだった。98年秋のマイナーチェンジでワイドボディを採用し、2.8Lの直列6気筒DOHCエンジン搭載車を追加。また、M3の心臓を移植した高性能版のＭロードスターも加わる。上級モデルは電動開閉式ソフトトップだ。99年夏に1.9Lエンジンを廃し、2.0Lの直列６気筒エンジンを採用した。が、2000年には2.0Lを2.2Lに、2.8Lエンジンは3.0Lにスケールアップされている。これを機にAT車は４速から５速ATにグレードアップされた。生産終了は2002年である。Z3ロードスターは、その後、Z4へと進化していく。

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