ブルー系 Ｚ３クーペ（ＢＭＷ）３．０ｉ GH-CN30(9002185) の画像

Z1以来の２シーター・オープンスポーツカーとして送り出されたZ3ロードスターにファストバックのボディを被せたのがZ3クーペだ。1998年秋に日本で発売され、型式はＥ36/８だった。エンジンは直列６気筒DOHCで、４気筒モデルの設定はない。クーペは2.8L、走りの楽しさをさらに高めたＭクーペは、パワフルな3.2Lエンジンを積んでいた。トランスミッションは、基本的には左ハンドル車が５速MT、４速ATが右ハンドル車だ。サスペンションは、ストラットとセミトレーリングアームの組み合わせだった。2000年には直列６気筒エンジンとトランスミッションに改良のメスを入れている。高性能化の要望に応えて2.8LエンジンをＭ54のエンジン型式を持つ3.0Lに換装した。ATも４速から５速ATとなり、ドライバビリティを大きく向上させている。そして01年、Ｍクーペのエンジンを、Ｅ46系Ｍ３の3.2Lの直列６気筒DOHCにスープアップ。さらに刺激的な走りを手に入れた。ロードスターと同様に02年に生産を終えている。

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