ブラック系 Ｍ６（ＢＭＷ）ベースグレード ABA-EH50(10044202) の画像

６シリーズはBMWのスポークーペとカブリオレに用意され、1970年代から80年代にヒットした630ＣＳや635ＣＳｉを祖とする。この流れを汲むスポーツモデルとして、88年に北米と日本に触媒付きのM6を送り込んだ。今につながるM6は、８シリーズの後継として2003年に登場する。クーペの型式はＥ63だ。そのフラッグシップとなるＭ６は、翌04年夏にベールを脱いでいる。注目のパワーユニットは、F1エンジンのノウハウを注いで開発した5.0LのＳ85型Ｖ型10気筒DOHCだ。最高出力は507馬力を発生し、最大トルクも53.0kg-ｍを発生した。トランスミッションはシーケンシャル７速セミＡＴのSMGドライブロジックを採用し、パドルシフトも付く。第３世代の６シリーズは2011年にデビューし、12年にはＦ13系のM6を日本で発売している。カーボンルーフを採用した２ドアクーペのほか、カブリオレと４ドアのグランクーペを設定した。エンジンは4.4LのＶ型８気筒ツインスクロールツインターボだ。これに７速MDCTドライブロジックを組み合わせた。

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