アルファ１５９（アルファロメオ）２．２ ＪＴＳ ディスティンクティブ GH-93922(10037576) の画像

アルファ159は、大ヒットモデルとなったアルファ156の後継モデルで、日本では2006年2月に発売され、2011年まで販売が続けられた。156に比べるとひと回り大きくなったボディの外観デザインは、ジョルジェット・ジウジアーロとアルファ・デザインセンターの共同開発によるもので、アルファ伝統の盾型のフロントグリルの左右に、6連の丸型ヘッドライトを採用し、ブレラにも共通するようなスポーティなイメージを備えていた。搭載エンジンは直列4気筒2.2LとV型6気筒3.2Lの2機種で、いずれも直噴仕様のJTSとされていた。トランスミッションは当初は6速MTのみの設定で、後に4気筒車にはATモード付き5速シーケンシャルのセレスピードが、また6気筒車にはQトロニックと呼ぶ6速ATが組み合わされた。駆動方式は4気筒がFF、6気筒はQ4と呼ぶフルタイム4WDだった。この時代のモデルとして充実した安全装備を持ち、横滑り防止装置のVDC、トラクションコントロールのASR、エンジンブレーキを制御するMSR、EBD付きABSなどが装備されていた。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。