愛犬と乗るコンパクトカーのおすすめとサイズ感

愛犬目線でチェック!
コンパクトカーのサイズ感
PET × CAR

ペットと一緒に出掛けるクルマで気になるのがサイズ感。最近ではコンパクトカーでも、ペットが載せやすいスライドドアや低床フロアが出てきています。
今回はコンパクトカーのサイズ感を、実際に荷物を載せながら分かりやすく画像でサイズを解説します。

ペットとクルマに乗る時の注意点

ペットとクルマに乗る時の注意点

犬のサイズは個体差が大きいですが、小型犬、中型犬、大型犬それぞれの代表犬種で体高を比較してみました。サイズの参考にしてください。
犬の中には、自分の体高くらいは軽く飛び越える子も多いです。ただしヘルニアや脱臼のリスクもあるので、あまり無理なジャンプを習慣づけないように気をつけてください。

オススメのコンパクトカーはコチラ!

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コンパクトカーは大人が5人乗ることができ、取り回しもよく、燃費性能もよく人気のボディタイプです。
中でもペットと一緒に出掛けるのであれば、スライドドア、低床フロア、高い天井、広い荷物スペースを備えたハイトワゴンタイプがオススメです。今回はスズキ「ソリオ」でサイズ感をチェックしてみましょう。

今回のクルマの詳細

  • スズキ「ソリオ」バンディットHVMV(MA36S)
  • 年式:平成28年式
  • 新車価格:189万3210円
  • 中古車相場(最高額):88.0万円

※2021年6月時点

愛犬の乗り降りのしやすさ

愛犬の乗り降りのしやすさ

ソリオに代表されるハイトワゴンタイプのコンパクトカーの場合、フロアまでの高さは約34センチ。小型犬でも、元気な子なら一人で乗り降りができるほどです。またこのタイプのコンパクトカーなら、スライドドア搭載であることが多いのもポイント。開口部が広く、体が大きな大型犬でも乗りやすいです。
ただし「乗り降りしやすい」ということは、犬が飛び出してしまうリスクも高いので気を付けてあげてください。

愛犬の乗り降りのしやすさ

ソリオの場合、ラゲッジスペースまでの高さは約65センチ。大型犬の体高を超えるくらいの高さがあるので、ジャンプ力がある大型犬を除くと、自力での乗り降りはペットにとって負担になる可能性があります。

後部座席での過ごしやすさ

後部座席での過ごしやすさ

コンパクトカーのシート幅は軽自動車よりも広いので、やや窮屈かもしれませんが「大人1人+子ども1人+小型犬1匹」でも座ることができます。
足元も思っている以上に広々。小型犬や中型犬がくつろぐのにも充分なスペースがあります。

後部座席での過ごしやすさ

足元に小型犬用のキャリーを、シートに中型犬用のキャリーを置いてみました。中型犬のキャリーを座席に置くと、このようにかなりのスペースをとるので、隣に大人が座るにはやや狭いでしょう。

ラゲッジスペースの広さ

後部座席での過ごしやすさ

2列目を倒さなくてもしっかりとしたラゲッジスペースがあるソリオ。2列目シートを倒せば、この画像のように非常に広大なスペースが確保できます。ラゲッジスペースの下にもちょっとした収納があり、細々とした荷物の整理にも便利です。

後部座席での過ごしやすさ

ただし床下の収納の分だけ、ラゲッジスペースの高さはやや低め。しっかりとしたペットカートをたたまずに載せるのは難しいです。しかしキャリーを置くには充分な高さや幅を備えており、中型犬用のキャリーも、幅が約47センチのものが2つ置けました。

後部座席での過ごしやすさ

中型犬用キャリーを運転席の真後ろに置いてみました。このようにかなり奥行きがあるので、ペットがキャリーから出てラゲッジで寝転ぶこともできるでしょう。ただし後部座席を倒した部分は少し傾斜があるため、ペットやキャリーが滑らないか確認しましょう。

後部座席での過ごしやすさ

後部座席を倒せば、大型犬用のキャリーを置くこともできます。それでも奥行や横にスペースがあるので、ペットがキャリーから出たり様々な荷物を置いたりする余裕があります。

後部座席での過ごしやすさ

後部座席を格納しなくてもラゲッジスペースが広いのがソリオの特徴。折りたたんだペットカートはもちろんのこと、小型犬や中型犬のキャリーを載せることができます。

撮影に利用したキャリー・カートのサイズ

撮影に利用したキャリー・カートのサイズ

同じようなサイズ感の軽自動車

ソリオと同じようなサイズ感を備えたハイトワゴンタイプのコンパクトカーとしては以下のような車種があります。

  • トヨタ「ルーミー」
  • トヨタ「タンク」
  • ダイハツ「トール」
  • スバル「ジャスティ」

実は上記の4車種は、全て姉妹車。そのため基本的な構造は共通しています。こちらも、スライドドアや低床フロアを備えています。
ソリオとの大きな違いは、その燃費性能。スズキ自慢のマイルドハイブリッドを搭載したソリオの方が低燃費です。購入の際には、ソリオとルーミー姉妹車を比較して選んでください。
ちなみに「コンパクトカー」として括られるものには、ハイトワゴンタイプ以外にもあります。ただしスライドドアでなかったり、ラゲッジスペースが狭かったりと、ハイトワゴンタイプに比べるとペットとのお出掛けには使いにくいでしょう。

他のボディタイプのサイズもチェック

コンパクトカーだけでなく、他のボディタイプでもオススメ車種のサイズを細かくチェックしています。愛犬目線でチェックしているので「うちのワンコにピッタリのクルマはどれだろう?」と迷っている方はぜひご覧ください。