自動車ローンの借り換えを考えよう。

自動車ローンを組んで自動車を購入した後に、「毎月の支払いが安くならないか」と考える人は少なくないと思います。これは実現不可能なことではありません。具体的な方法として、ローンの借り換えを行うことで実現できます。ここでは自動車ローンの借り換えについてご紹介します。

自動車ローンとは
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借り換えのメリット・デメリット

自動車ローンの借り換えをするメリットとデメリットについて解説いたします。

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借り換え=毎月のローンの支払いが必ず安くなるというものではありません。当然メリットがあれば、デメリットも存在します。メリットとは、やはり「支払額の減少」です。しかしこれは必ずしも、ということではないと覚えておいて下さい。デメリットは「手間が掛かる」ことが一番に挙げられます。借り換えは、現在のローンを払い終えて、また新しくローンを組むということです。 新しくローンを組み直すので「審査」をしなくてはなりません。必要書類を集め、審査に通れば、新しくローンを組み、今までのローンを繰上げ返済します。この作業は意外と時間と手間が掛かるので、十分に検討してから行動に移すことをお勧めします。

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毎月の自動車ローンの支払いは安くなる?

自動車ローンの借り換えの最初に考えるポイントについて解説いたします。

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借り換えと聞くと皆さんが思われるのは「本当に安くなるのか」「必要な書類を集めるなど、手間が掛かりそう」ということです。 やはり抑えておきたいポイントは、必ず支払額が安くなるわけではないということです。

では、どういった場合に毎月の支払額を安くすることができるのでしょうか。1つ目に「残りの借入額」と「残りの返済期間」がポイントになります。なぜなら借り換えには手数料が発生してくるからです。 まずは、現在の借入先への「繰上返済手数料」が発生します。さらに、新しくローンを組むための「事務手数料」と「保証料」です。これは最初にローンを組んだときと同様に発生します。ですので、残りの借入額や返済期間が少ない場合は、かえって借り換えをすることで、支払額が増えてしまうということもありえるのです。

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借り換えをするとき何がポイントになるのか

借り換えを検討する際に比較するポイントについて解説いたします。

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どういった場合に自動車ローンの支払額を安くすることができるのでしょうか。1つ目に「残りの借入額と返済期間」を挙げました。2つ目は「金利」です。ローンを組む際に一番気にしてほしいポイントです。 借り換えをする場合、現在より金利が低くならなければ意味がありません。現行のローンが1~2%程度の人は、これ以上を望むのはなかなか難しいです。ディーラーや信販会社などでローンを組んだ人は低くても4%以上かと思います。この金利ならば手間を掛けても金融機関などの低金利の自動車ローンに借り換えすることで毎月の支払額を減らすことができます。

  金利 保険料 実質金利
A社 2.5% 1% 3.5%
B社 3.0% 保険料込みのため無し 3.0%

ただし注意しておきたいのが、見た目の金利だけに惑わされないでください。A社が金利2.5%、B社が金利3%という場合、絶対A社の方がお得に見えます。しかしA社が保証料1%は別で、B社が保証料込の場合にはA社は実質3.5%になり、B社を上回るのです。この保証料が含まれているか、含まれていないかには注意する必要があります。また、「金利体系」も固定金利のローンと変動金利のローンがあります。自動車ローンでも高額になり、返済期間が長くなると気にしておくポイントです。

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実際にシュミレーションしてみよう

現在の自動車ローンと借り換えをした場合の支払額の差について解説いたします。

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ここまでの話では理屈は分かったけれど、実際にどのくらい支払いが安くなるのかと気になると思いますので、実例で紹介していきたいと思います。

借入額230万円 返済期間60ヶ月(5年)の場合

  金利(年率) 毎月の支払額 支払総額 利益総額
メガバンク 2.975% 41,302円 2,496,000円 176,000円
自動車ディーラー 7.80% 46,416円 2,809,000円 489,000円
地方銀行 2.50% 40,819円 2,467,000円 147,000円
信用銀行 1.70% 40,013円 2,419,000円 99,000円
信販銀行 3.40% 41,738円 2,526,000円 206,000円

このように同じ借入額でも借入先の金利によって、これほど支払額に差が出ます。ちなみにこれは各借入先のなかでも、特に金利が低い会社を例に挙げさせて頂きました。ちなみにこの金利は保証料込みの金利になっています。このシミュレーションはインターネットで、1分もあれば出来ます。自分の現在の状況ではどうなのか入力して、参考にしてみて下さい。

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意外と知らない借り換えのケース

例外の借り換えのケースについて解説いたします。

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ここまで自動車ローンの借り換えについて説明してきましたが、例えば不況の煽りで「収入が減った」「支出が増えてきつい」というケースの人もいると思います。このような人が、収入が減ったから審査は通らないと、諦めてしまっているかもしれません。しかし金利が低くならなくても返済期間を延ばすことで、毎月の支払額や、ボーナス払いを減らすことが出来ます。この場合は総支払額が増えることも忘れないで下さい。また、会社勤めや公務員の人は、会社からの貸付制度を利用して金利が低く借りることを出来たりするので調べてみてはいかがでしょうか。

最後になりますが、借り換えは必ずしもした方がお得になる、というものではありません。また審査もありますので十分にご配慮下さい。その上で借り換えを検討する場合は、インターネットや店頭等で情報をしっかりと集めることをお勧めいたします。

株式会社Mapコンサルティング南達也

専門家プロフィール

稲木秀多

FP2級。地方銀行の営業を経て、現在は、主夫として家事、子育てをしつつ、記事の作成等を行っている。

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