ペットと一緒に過ごせるクルマ | LIBERALA

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ペットと一緒に過ごせるクルマ

ペットと一緒に過ごせるクルマ 今や子どもの数よりも多いといわれているペット。
家族の一員として、車にも乗せ、一緒に出掛けるという家庭も少なくない。
ペットを乗せるとなると、車選びのポイントも変わってくる。
ペット自身が安全に乗り降りでき、快適に過ごせるのはもちろんだが、ペットを入れているケージやキャリー、
世話のための荷物を載せられるかどうかも重要なポイントになる。

BMW 5 Series Touring

ペットが快適に過ごすためのスペースはもとより、ケージやキャリーのサイズも、またその他の荷物の量もペットの種類やサイズによって異なる。参考程度にはあるが、目安となるケージのサイズは、以下の通りである。
●小型犬用のハードキャリー:高さ40センチ×幅50センチ×奥行き55センチ
●中型犬用のハードキャリー:高さ50センチ×幅55センチ×奥行き70センチ
●大型犬用のハードキャリー:高さ70センチ×幅65センチ×奥行き90センチ

このような条件を考えると、BMWなら5シリーズのツーリングがおすすめだ。そのサイズは現行の6代目のベーシックなモデルで全長4915mm×全幅1860mm×全高1490mm。ラゲージルームの容量は通常時で560リットル、最大1670リットルまで拡大する。

ラゲージスペースの床がフラットなので、ハードキャリーやケージを置いてもぐらつかない。後部座席にもエアコンの吹き出し口があるため、温度に敏感なペットを飼っている場合にも嬉しい。またフロアやサイドシルが低めなのも重要なポイントだ。車高が低い5シリーズツーリングなら、中型犬以上なら軽々と乗り降りできる。(ただし自由に乗り降りができると、勝手に飛び出すと危険なため、注意が必要だ。)

Mercedes Benz E Class Stationwagon

メルセデス・ベンツならEクラスのステーションワゴンが良いだろう。セダンだとラゲージルームが小さいため、大型犬用のハードキャリーなどは乗せにくいが、ステーションワゴンワゴンならその心配は無用だ。そのサイズは全長4920mm×全幅1855mm×全高1500mm。ラゲージスペースは通常時で655リットル、最大1910リットルと、Eセグメントに属する車の中でも最大級。可倒式の2列目シートを倒せば広大なスペースが登場し、大型犬や多頭飼いにも充分対応できる。

ハンズフリーアクセス機能が付いていて、ペットを抱いて両手が塞がっている時も、リアバンパーの下に足を近付けるだけでトランクリッドを開けることができて便利。

Audi A6 Avant

アウディなら、A6アバントがおすすめだ。同じくEセグメントのワゴンで、そのサイズは全長4955mm×全幅1875mm×全高1495mm。ラゲージスペースは通常時で565リットル、最大1680リットルと申し分ない。

ラゲージスペースにはカーゴレールやフック、ネット、ゴムベルトなど利便性を高める装備がきめ細やかに用意されているのも嬉しい。荷物はもちろんだが、ペットの車酔いを防ぐため、ケージやキャリーをしっかり固定できるのは重要だ。純正アクセサリーとしてペットプロテクトカバーも用意されているなど、ペットフレンドリーな一台だ。

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