BMW 7 Seriesのカタログ | LIBERALA

Catalog

Luxury Sedan BMW 7 Series

BMW 7 Series BMWセダンの最高峰である7シリーズ。BMWの顔ともいえるフラッグシップモデルであり、モデル改称前のモデルも含めると、実に45年以上の歴史を持つ伝統的なモデルである。

BMW 7 Series

【概要】

7シリーズとしてのデビューは1977年。前年にデビューした6シリーズの4ドア版のようにも思える、流麗なデザインを採用していた。全幅は1800mmに達するなど、この時代としてはかなり大きなボディサイズで、発売当時のライバルとしてはメルセデス・ベンツのSクラスなどの高級サルーンが想定されていたという。

2015年に発表されたばかりの6代目7シリーズのサイズは全長5110mm×全幅1900mm×全高1480mm。モデル名に「L」がつくロングボディだと、全長は5250mmにも達する。ヨーロッパで使われる乗用車分類法で最上位に位置付けられるFセグメントに属し、現在のライバルはメルセデス・ベンツのSクラスやジャガーのXJクラスに加え、アウディA8などとも競合している。

通常、このクラスの車はショーファードリブンカーという性格が色濃いのに対し、7シリーズはより走行性能を強化したグレードを用意するなど、BMWらしくドライバーズオーナーカーとしての色合いが強い。その価格は新車で1200万円程度から。

BMW 7 Series

【試乗フィール】

BMWのトップモデルである7シリーズ。ブランドの顔として、その時々の「持てる全て」を惜しみなく投じて作り上げられている。それは、2015年に発表された6代目7シリーズも例外ではない。「駆けぬける歓び」を謳うBMWらしく、その走りに一切の妥協はない。他方で、最新の安全技術などもふんだんに搭載された一台に仕上がっている。

そのエクステリアは、一目でBMWとわかる特徴をしっかり残しつつも、細部をブラッシュアップしより洗練されたエクステリアに仕上がっている。LEDを採用したヘッドライトはBMW伝統の丸目4灯を模したデザイン。他方で、大型化したキドニー・グリルでよりワイドな印象を与え、スポーティーさも演出している。

車内も、基本的には5代目のスタイルを踏襲しつつ、更なるレベルアップが図られている。トップクオリティの素材を使っているのは当たり前。加えて、その空間のデザイン性や快適さにも気を配っている。フロントシートを前に移動することで、助手席後方のシートに広々とした空間をもたらすエグゼティブ・ラウンジ/エグゼクティブ・ラウンジ・シート。その他にもマッサージ機能や各種の調整機能を搭載している。

BMW 7 Series

しかし、BMW7シリーズで最も気になるのは、やはりその走りだろう。実際に運転してみると、何よりもその軽快なコーナリングに驚く。5メートルを超える大きな体躯で、3シリーズにも負けない正確なハンドリングとナチュラルなレスポンスを備えている。それでいて、ロールや振動を感じさせない洗練された走りは流石である。この走りを実現できたのは、カーボン、アルミニウム、マグネシウムなどの新素材を採用した軽いフレームの影響が大きいのだろう。

むろん、エンジンのパワーも充分である。ガソリンエンジンのラインナップは2種類。3リッター直列6気筒ターボと4.4リッターV型8気筒ターボが用意されている。スペック面で大きな変化はないものの、BMWのお家芸である直列6気筒のしなやかな加速と魅惑的なエンジン音は健在。V型8気筒ならより力強いパワー感を味わえる。

6代目7シリーズのもう一つの注目ポイントが、最新技術を活用した数々の機能だろう。手のジェスチャーで感覚的に操作できる「iDrive 5.0」や、自動駐車システム「リモートコントロールパーキング」などが搭載されており、この点でもBMWが出し惜しみなくベストを追求しているのが感じられる。

Model

BMW 7 Series

5代目(2009年~) 現行モデル

2009年に発売された5代目7シリーズ。4ドアセダンのみだが、ノーマルホイールベースのほか、ロングホイールベースのモデルも用意されている。BMWらしいデザインと、高い環境性能が特徴である。
ガソリンモデルが3リッター直列6気筒、4.4リッターV型8気筒、6リッターV型12気筒の3グレート設定、加えてハイブリットモデルも用意されている。

BMW 7 Series

4代目(2001年~2009年)

2001年から発売された4代目7シリーズ。2005年のフェイスリフト前後でデザインが大きく異なり、フェイスリフト前は独特で個性的な印象が強かったのに対し、フェイスリフト後はBMWらしいデザインに改められている。 前期、後期ともそれぞれ3種類のエンジンが用意されていたが、2005年のフェイスリフトによってエンジンの排気量が拡大。それに伴いグレード名も、745i(745Li)は750iに、735iは740iに変更された。

Book この車種が気になる方へ。ブックディレクターがオススメする書籍はこちら。

WAFT1
フリーのカー・ジャーナリスト、レナーツ夫妻が、ポール・フレールを始めとする著名人のインタビューを交え、新旧名車の数々をアーティスティックに紹介するユニークなヴィジュアル・ブック。表紙の染みは旧車(巻末に実際の車の写真あり)のエンジン・オイルという、ユニークかつ自動車愛に溢れた1冊。

60年代街角で見たクルマたち
60年代に日本で見ることができたヨーロッパ車、370車種を、アルファベット順に詳細な解説に加え、撮影場所や撮影時のエピソードも紹介する、ファンにはたまらない写真カタログ。

可笑しなクルマの家 こんな「運べる家」で暮らしたい
「車に住んでみたい」きっと車好きならきっと想像したことがあるだろうそんな夢を実践する、40軒のユニークなトレーラーハウスを紹介する1冊。本格的なエアストリームもいいですけど、この本に登場するようなユニークで愛らしいキャラバンもきっと快適なはず。

Stock List

保証期間の詳細は遷移先の「在庫状態」をご確認ください。