【概要】
A3という名前が示すように、アウディの中ではA1とA4の間に位置付けられるモデル。ただし今でこそA1が存在するものの、デビュー当時はA3がエントリーモデルだった。そのためA1デビューまでの4年の間、A3はアウディファン裾野を広げるという大きな役割を果たしてきた。
サイズは、現行の3代目A3スポーツバックで全長4325mm×全幅1785mm×全高1450mm。ヨーロッパでいうところのCセグメント、アメリカではコンパクトカーと表現されるサイズであり、フォルクスワーゲンのゴルフなどと同じプラットフォームを使用している。全幅が1800mm以下に収まっているため、日本の立体駐車場にも対応できる、使いやすいサイズだ。
元はエントリーモデルながら近年はボディサイズも拡大しており、それに伴い、エクステリアやインテリアもグレードアップしている。また、搭載される装備も拡充されており、ファンも満足させられる一台といっていいだろう。
新車価格が300万円程度のA3のスポーツバックやセダンに加え、走行性能を強化したS3のスポーツバックとセダン、RS3のスポーツバックモデルも展開されている。