Audi A3のカタログ | LIBERALA

Catalog

Compact Hachback Audi A3

Audi A3 ヨーロッパで幅広い人気を集めるハッチバック。その人気セグメントに、アウディが1996年に投入したのがA3だった。
日本での発売は、翌1997年。発売当初、日本では3ドアハッチバックのみの展開であったが、のちに5ドアハッチバック、さらにセダンが発売された。

Audi A3

【概要】

A3という名前が示すように、アウディの中ではA1とA4の間に位置付けられるモデル。ただし今でこそA1が存在するものの、デビュー当時はA3がエントリーモデルだった。そのためA1デビューまでの4年の間、A3はアウディファン裾野を広げるという大きな役割を果たしてきた。

サイズは、現行の3代目A3スポーツバックで全長4325mm×全幅1785mm×全高1450mm。ヨーロッパでいうところのCセグメント、アメリカではコンパクトカーと表現されるサイズであり、フォルクスワーゲンのゴルフなどと同じプラットフォームを使用している。全幅が1800mm以下に収まっているため、日本の立体駐車場にも対応できる、使いやすいサイズだ。

元はエントリーモデルながら近年はボディサイズも拡大しており、それに伴い、エクステリアやインテリアもグレードアップしている。また、搭載される装備も拡充されており、ファンも満足させられる一台といっていいだろう。

新車価格が300万円程度のA3のスポーツバックやセダンに加え、走行性能を強化したS3のスポーツバックとセダン、RS3のスポーツバックモデルも展開されている。



Audi A3

【試乗フィール】

もともとはエントリーモデルとして発売されていたA3だが、最近のエクステリアは薄く伸びやかで、クールなスタイルに仕上がっている。派手さはないものの、組み付け精度の高さや、ヘッドライトの造形などエッジの効いたデザインは、流石はアウディという印象だ。

クールな質感を保っているという点は、インテリアにも当てはまるだろう。インテリアカラーはダークブラウンやブラックが中心で、基本的にはシックな雰囲気。メタルパーツを巧みに使うことで、そこにクールなアクセントを加えている。コンソール類もモダンなデザイン。質の高い素材を使っているため、華やかさはなくとも高級感は充分だ。

シートに座ってみると、ホールド感は強くないものの、程よい柔らかさ。スポーツ走行にはあまり向かないかもしれないが、高速道路を長時間走っても、それほど疲れは感じなかった。リアシートも、大人2人が余裕をもって座れるだけのスペースが確保されており快適だ。

ベーシックなA3スポーツバックやセダンにもいくつかエンジンの選択肢があるが、1.4リッターのTFSIでも充分にパワフル。低速域でもトルク感がある走りには、国内外でも評価が高い。足回りは「少し硬いかも」と感じる程度のスポーティーさ。普段のアウディよりも柔らかい印象だが、ネガティブな意味ではなく、むしろ日常使うには丁度いい快適さという感じだ。

Audi A3

最近のA3は装備も充実度が高いのも特徴のひとつだろう。選択するモデルによって標準装備に入っているかどうかは変わってくるものの、以下に代表される装備を搭載することができる。

●MMI(マルチメディアインターフェイス)ナビゲーションシステム
●アウディコネクト
●アダプティブ・クルーズコントロール


Model

Audi A3

3代目(2012年~) 現行モデル

日本国内では2013年から発売された3代目。以前から展開されていた5ドアスポーツバックに加え、4ドアセダンがラインナップに追加された。スポーツバックはハッチバックでもワゴンでもない、新感覚の仕上がりで、広いラゲージスペースなどスポーツバックならではの実用性を備えている。
3代目よりボディサイズが大きくなり、特に室内空間が広くなったため、車内の居住性も大きく向上している。排気量が1.4リッターのエンジンと、1.8リッターのエンジンの2種類から選び、1.8リッター直列4気筒エンジン搭載のモデルならクワトロも搭載している

Audi A3

2代目(2003年~2012年)

2003年から発売されていた2代目。3代目に引き継がれる5ドア5人乗りのスポーツバックに加えて、3ドア4人乗りのスポーツバックも展開されていた。初代からのモデルチェンジでボディサイズが大きくなり、車格も上がった。
エンジンも初代より大きくなり、2リッターの直列4気筒エンジンの他、3.2リッターのV6エンジンを搭載したモデルも存在する

Audi A3

S3

S3もセダンとスポーツバックという、2種類のモデルを展開。エンジンはどちらも2リッター直列4気筒で、フルタイム4WDシステムクワトロを搭載。軽量なボディに高いパフォーマンス性能を備えている。
インテリアは視認性や操作性を重視しており、ハイパフォーマンスモデルというSシリーズらしい作り。オプションも充実しており、こちらも一つ上の走りを求める人には嬉しい

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