Mercedes Benz B Classのカタログ | LIBERALA

Catalog

Compact Hachback Mercedes Benz B Class

Mercedes Benz B Class 2005年にジュネーブモーターショーでお披露目され、同年ヨーロッパで発売、翌2006年に日本で発売されたBクラス。5人乗りハッチバックだが、そのデザインはミニバンとコンパクトカーの中間のような仕上がり。メルセデス・ベンツは「コンパクトスポーツツアラー」と呼称している。

【概要】

ヨーロッパでいうところのCセグメントに属し、そのサイズは現行の2代目Bクラスで全長4400mm×全幅1785mm×全高1545mm。同じくメルセデス・ベンツのハッチバックであるAクラスと共通のプラットフォームを使用した兄弟車だが、Aクラスよりも一回り大きなサイズになっている。特に全長と全高は100mm以上拡大している。

初代および2代目のAクラスと同様、初代のBクラスもフロアを2重床にした「サンドイッチコンセプト」を採用していた。そのため、Aクラスと同じフロア高、パッケージングへの制約という弊害があったが、2代目Bクラスはサンドイッチ式シャシーを撤廃している。

新車の販売価格は約300万円程度から。Aクラスより僅かに高い価格設定ながら、メルセデス・ベンツの中では比較的手が届きやすい。その価格も手伝って、日本での販売台数はメルセデスラインナップの中でTOP5に入ることが多い、人気車種の一つである。

【試乗フィール】

Aクラスより一足早く、サンドイッチ式シャシーを撤廃した2代目Bクラス。モデルチェンジに伴い、明確な2ボックスのコンパクトカーに仕上がっている。しかしスタンダードなハッチバックに生まれ変わったAクラスと比較すると、Bクラスは背が高く、より「Aクラスらしい」印象。自由度が高いパッケージングは、2代目までのAクラスの設計思想を色濃く受け継いでいる。

サンドイッチ式シャシーを撤廃したことにより、それまでの課題だった乗降性が大きく改善。子どもでも難なく乗り降りできるようになっている。Aクラスより車高が高いことも手伝って、車内は広々としており、特に頭上には余裕があるように感じられた。

余裕ある車内空間は、ラゲッジスペースにも反映されている。その容量は通常時でもDセグメントセダンにも負けない486リットル。リアシートが左右分割可倒式であるため、使い方に合わせてアレンジができ、その最大容量は1545リットルにのぼる。

搭載しているエンジンは1.6リッターと2.0リッターの直列4気筒ターボで、駆動方式は初代より前輪駆動のみだったが、2015年より四輪駆動のグレードも追加された。アクセルを踏んでみると、日常生活には充分なものの、この排気量のエンジンとしては動力性能はやや控えめな印象。しかしその分、燃費性能が高い。背が高いボディながらCd=0.26という数値を記録しているといい、その他にもアイドリングストップや、不要時にはアシストを停止するオンデマンド式の電動パワーステアリングも備えている。

走りも、車高の低い他の車に比べると俊敏さには欠けるものの、滑らかなステアリングで何とも運転しやすい。小回りも効くので、日常で使う分には充分すぎる快適さだろう。この辺りは、乗り心地に定評があるメルセデス・ベンツらしい仕上がりだ。

また高い安全性能にもメルセデス・ベンツらしさが表れている。以下のように、このクラスとしてはトップクラスの機能を搭載している。

●CPAプラス(緊急ブレーキ機能)
●アダプティブブレーキ
●ディストロニックプラス
●ブラインドスポットアシスト
●レーンキーピングアシスト
●プレセーフ
●アテンションアシスト

Model

2代目(2011年~) 現行モデル

2011年、フランクフルトモーターショーで発表され、翌2012年に日本で発売を開始した2代目。サンドイッチ構造をやめたことにより、車高が下がり、機械式駐車場にも停められるサイズになっている。また、高い燃費性能を誇る。
エンジンは全て直列4気筒ターボ付きとなり、1.6リッターと2.0リッターから選ぶことができる。初代より駆動方式はFFのみだったが、2015年より四輪駆動のグレードも追加された。

初代(2005年~2012年)

2005年にジュネーブモーターショーで発表され、翌2006年に日本で発売された初代Bクラス。エンジンは排気量が1.6リッターと2.0リッターの直列4気筒が基本で、グレードによりターボの有無が異なる。
二重床のサンドイッチ式シャシーを採用しているため、2代目に比べると車高が高く、丸みを帯びたボディをしている。また居住空間が広いのも特徴で、Eセグメントのセダンにも引けをとらないほどだ。

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