【概要】
2013年に上海モーターショーでコンセプトモデルを発表、翌2014年にニューヨークオートショーで市販モデルが公開され、同年日本でも発売された。BMWのSUVラインナップの中で、最も新しく発売されたモデルである。
そのサイズは全長4680mm×全幅1900mm×全高1625mm。X6の成功に後押しされて発売されたモデルだが、開発のベースとなっているのはX3。同じホイールベースを使っており、全幅も同じ。全長は15mm伸びた一方で、全高は50mm下がっている。低重力で空力に優れているのみならず、デザインとしてもクーペらしい雰囲気を醸し出している。
低い重心に加え、X4専用にチューンされたサスペンションなども手伝って、兄弟車のX3よりもスポーティーな走りを見せる。また立ち位置が重複しそうな3シリーズGTと比べると、ホイールベースが短い分、ハンドリングが機敏だ。
日本では新車で約700万円前後から販売。エクステリアやインテリア、ホイールなどが異なるMスポーツも展開されている。