【概要】
クーペ、カブリオレは元々、1シリーズとして発売されていたが、BMWのカテゴライズ方法の変更に伴い、2シリーズとして独立した。まずは2014年にクーペが発売、翌2015年に電動式ソフトトップを備えるカブリオレがラインナップに追加された。
現行の初代2シリーズクーペ、カブリオレは2代目1シリーズとプラットフォームを共有しており、ホイールベースは2690mmに設定されている。クーペのサイズは全長4400mm×全幅1775mm×全高1420mm、カブリオレが全長4400mm×全幅1775mm×全高1415mmであり、現行の1シリーズよりもやや長く、ワイド&ローのスポーティーなボディになっている。
クーペは400万円台後半から、カブリオレは500万円台の前半からという新車価格設定。エクステリアなどのテイストが異なる、複数のデザインラインが用意されており、エンジンサイズと併せて選ぶことができる。
もう1つの2シリーズであるアクティブツアラーとグランツアラー。アクティブツアラーは2013年に発表、翌2014年と上述のクーペと近いタイミングでデビューしているが、初代1シリーズの後継モデルであったクーペ/カブリオレとは異なり、こちらはBWMが新たに開発したモデルである。BMWとしては初めてのミニバンタイプの車であり、これをマルチ・パーパス・ビークル(MPV)として売り出した。また長年に渡りBMWのトレードマークであった後輪駆動ではなくFFレイアウトを採用している点でも注目を集めた。その後、2015年にグランツアラーが追加されている。