Audi Q7のカタログ | LIBERALA

Catalog

Compact Hachback Audi Q7

Audi Q7 オールロードクワトロに次ぐアウディ2台目のSUVとして登場したQ7。そのコンセプトモデル「バイクスピーククワトロ・コンセプト」が発表されたのは2003年のデトロイト・モーターショー。翌々年の2005年にフランクフルトで、市販車であるQ7がお披露目された。

Audi Q7

【概要】

現在アウディが生産しているSUVで最大サイズのQ7。セダンのラインナップであるA6とA8の間に位置づけられていたために「7」という数字を付けられており、A7に先立って発表、発売されている。

フォルクスワーゲンのトゥアレグやポルシェのカイエンと共通のプラットフォームを使用しており、そのサイズは2代目のQ7で全長5090mm×全幅1985mm×全高1740mm。基本は2列、5人乗りだが、オプションで3列シートを付けることもできる。7人乗ることができる、アウディ唯一のSUVである。

日本国内でも2006年より発売されていたが、2012年、日本国内の発売ラインナップから外された。初代Q7の日本での新車発売価格は約1000万円程度からだった。海外では2009年のフェイスリフトを経て、2015年に2代目が発表されている。

Audi Q7

【試乗フィール】

フォルクスワーゲンのトゥアレグやポルシェのカイエンと同じプラットフォームを使っているというQ7。しかし実際に見てみると、Q7の方が遥かに存在感があり、大きく見える。フェイスにも、アウディらしい力強さを感じる。そんなエクステリアの仕上がりだ。

しかし走らせてみると、そのボディの大きさからは意外なほど運転しやすい。狭い道などでも大きさを負担に感じなかったのは、高くて広い視野に加え、サイドやリアの死角をカバーするための専用モニターによるところが大きいだろう。

Audi Q7

ハンドルを握ってみると操作性が高く、アウディのA3やA4といったセダンを走らせている感覚に近かった。特にステアリング操作に対する反応が優れており、すっと方向を変えられる。小回りが利くその走りは、オンロードを重視しているという印象が強く、高級SUVらしい上品な乗り心地が味わえる。

反面、オフロード性能はあまり高いとはいえず、本格的なオフロード用SUVを求める人にはあまりお勧めできないのも事実だ。アウディのお家芸であるフルタイム4WDシステムクワトロを備えているため、雨や雪程度の悪路であれば、吸い付くような安定した走りを見せてくれるが、道なき道を行くほどの走破力はない。とはいえ、舗装されていない砂利道を進むぐらいは難なくこなすので、多くの人には充分な性能だろう。

エンジンは3リッターのV型6気筒を搭載。パワーは充分だが、基本的には上品で快適な走りが中心だ。エアサスペンションの車高調整機能を「ダイナミック」にしても充分に快適だが、スポーティーさにはやや欠ける。

Model

Audi Q7

初代(2006年~2015年)

発売開始の2006年から、日本でラインナップから外れる2012年まで発売されていた初代Q7。3リッターV型6気筒エンジン、3.6リッターVR6エンジン、4.2リッターV型8気筒エンジンという3種類のモデルが日本で発売されており、走りの好みに応じてエンジンが選べる。2009年にマイナーチェンジ以降は、環境性能が更に向上している。

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