【概要】
Q3は現在のアウディのSUVラインナップの中で最も小型の車種。初代Q3は全長4385mm×全幅1830mm×全高1595mmとコンパクトなサイズに抑えられており、日本の交通事情にマッチするサイズだ。小型ハッチバックのA1と並び、アウディに新しいファンをもたらし、ブランドの人気と販売台数を押し上げた立役者といっていいだろう。
コンパクトSUVは、メルセデス・ベンツやBMWをはじめ各社が力を入れている人気セグメントであり、競争も熾烈だ。そのような環境だけに、Q3も、2リッターTFSIエンジンやフルタイム4WDシステムクワトロなど、世界で高く評価されている機能や性能の数々を、そのコンパクトなボディに詰め込んでいる。
新車価格が400万円程度からと、比較的手が届きやすいのも人気の理由の一つだ。ベーシックなQ3に加え、新車販売価格が倍程度のハイパフォーマンスモデルRS Q3も発売されている。