【概要】
そのルーツは、ヨーロッパなどで警察用車両や救急車にも使われている商用車「Vito(ヴィトー)」であり、それを乗用に仕立てたVクラスが1998年に発売されたのが始まりである。その後、2度のモデルチェンジを経て、現在は3代目Vクラスが販売されている。当初は商用車ベースの印象が強かったが、モデルチェンジを繰り返すうちに乗用車然としたエクステリア、インテリアを備えるようになってきている、
現在の3代目はボディサイズも3種類用意されており、最も短いV220 dで全長4905mm×全幅1930mm×全高1880mm。V220 d アヴァンギャルドエクストラロングなら長さは5380mmにも達する。基本は3列7人乗りだが、3列目シートを取り外した5人乗りや、2列目および3列目の右側シートを取り外した4人乗りなど、荷物の量に合わせた多彩なシートアレンジが可能。
その価格はV220 dの新車で600万円程度から、アヴァンギャルドエクストラロングなら700万円強からである。AMGモデルの設定はなく、またエンジンラインナップも1種類のみである。