【概要】
アウディのラインナップの中でも特に高いデザイン性を誇る、クーペ/カブリオレのTT。このアウディTTが「TTデザイン・スタディ・モデル」として初めて世間に発表されたのは1995年のことだった。有能なデザイナーが自由な感性を生かしてデザインしたというフォルムは「奔放かつ情熱的」と評され、センセーションを呼んだ。
それから2度のモデルチェンジを経て、現在3代目となるTT。初代から続く高いデザイン性は未だに健在である。そのサイズは2代目からほとんど変わらない全長4180mm×全幅1830mm×全高1380mm。スポーツカーらしい「ワイド&ロウ」なデザインで、その全高はA3よりも低い。
モデルチェンジを経ても過去のモデルから続く「TTらしさ」を失うことなく、しかし程よく最近のトレンドを取り入れて進化を遂げている。それはデザインには留まらない。3代目で初めて搭載されたバーチャルコックピットなど、最新技術を取り入れることで革新性も強く感じさせてくれる一台に仕上がっている。
アウディTTは2ドアクーペとロードスターの2タイプ。ベーシックなTTクーペやロードスターなら新車価格は500万円程度から、走行性能を更に高めたSラインのTTSクーペは700万円台後半から販売されている。その他にRSシリーズのTT RSクーペとRSロードスターも用意されている。