当店でも人気の【フィアット500】
そんなイタリア車フィアット500の魅力少しお伝えできればと思っています♪
第二次世界大戦後、復興を目指すヨーロッパ諸国の庶民の足になったのは、オートバイやライトカーと呼ばれる
オートバイをベースにしたような簡素なボディのクルマたち。
そんな市場に対応するために、フィアットは当時製造していた「600」よりも小さいクルマを開発。
それが1957年に登場した500でした。
1957年~1975年まで340万台が作られ、2007年にデビュー50周年のタイミングで現在の500が発売されました。
そのデザインはまさに旧500のモチーフを見事に捉えており、日本でも2008年から導入され、
現在に至るまでヒットを続けているロングセラーモデル、人気を博しています。
当時のフィアット500、実は479ccの2気筒空冷エンジンをリアに搭載し、最高出力は13PS、最高速は88km/h。
市場に出回っていたライトカーあたりと大差ない、あるいは下まわってしまう出力でありながら、
それ以上に高い価格であったため、発売当初の反応はあまり良くなかったようです。
発売後数か月でエンジンをパワーアップさせるとともに、上級グレードを追加させることにより、
経済的で故障が少なく、大人2名と無理をすれば子供が乗ることができる、荷物も積めるという
サイクルカーになかったと人々が飛びつき、浸透してきました。
非常に手頃なお値段で、手軽に輸入車を楽しめる、サイズもコンパクトで駐車場にも困らない。
女性も気軽に運転できる。そんな魅力は今も変わっていないように思います。
長崎の地で人気があるのもそんな魅力があるからではないでしょうか。