外見的には、2010年モデルと比べて
ヘッドライトにLEDのポジション灯を採用
フロントグリルのグロス加工(艶のある黒色)
ディフューザーの形状を変更。TT-Sと同じ形状に。
各所のデザインにアルミを多用
トランクリッドに雨どい追加
などなど、変更点は多いものの、慣れない人が見ると区別は難しかもしれません。
最大のポイントは2.0Tエンジンが新型となり、
200PS→211PS、280Nm→350Nmと出力が向上したこと。
このエンジン自体は2009年からA4やQ5に搭載されていたものだが、ようやくTTにも採用されました。
出力が向上したエンジンで、ターボのレスポンスもよく、
ストレスなく法定速度ギリギリまで加速できます。
A4やQ5といった、車両重量2トン近いモデルに積まれるエンジンだけに、
1300kg程度のTTだとパワーが過剰な感じもしますが、とても楽しいと思います。
2010年モデルまではパワーよりもフロントの軽さが際立っていたが、
2011年モデルはアクセルと踏み込んでいった時のトルク感が印象に残っています。
恐らくS-tronic(DCT)とquattro(4WD)にも変更が加えられているのではないかと感じた。
S-tronicの変速がよりスピーディーになり、変速速度で定評のあるPorscheのPDKにも匹敵するのではないかと思うほどでした。
quattroシステムは第4世代のハルデックスカップリングで、
以前のモデルよりアクセルを踏んだ時のショックは軽減された印象です。
一つの車種で各年式のモデルを試乗することも出来ますので、新たな発見ができるかもしれませんよ。
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