梅雨も明けて毎日すごい暑さですね。自分も真っ黒に日焼けしながら毎日洗車に励んでおります(笑)。海へ行きたいですねぇ...
さてさて、今日の試乗インプレッションは
『メルセデスベンツ C200ブルーエフィシェンシーアヴァンギャルドAMGパッケージ』
をお送りします。
2013年式 メルセデスベンツC200ブルーエフィシェンシーアバンギャルド AMGパッケージ
今回試乗したのは2013年式の後期モデル。もともと完成度の高かった前期モデルから、何と2000カ所以上のマイナーチェンジを受け、まさに完璧と言っても過言でないほどの良い車に仕上がっていると思います。
有名なメルセデスの社訓 「最善か無か」 この言葉が頭に浮かびますね。
モノトーンで上品にまとめられたインテリア
ドアを開けて乗り込むと、モダンで高級感にあふれたインテリアが迎えてくれます。まるで一つ上のセグメントのEクラス並みの上質感を感じます。随所にメタルがあしらわれ、特に手が触れる機会の多いドアハンドルやシフトノブ裏側にはアルミ製の金属部品がおごられており、上質感と同時に安心感を与えてくれます。ステアリングのナッパレザーも手のひらに優しくなじみ、心地よい手触りです。
AMGパッケージ専用17インチアルミホイールを装着
走り出してすぐに感じるのは、少し大げさかもしれませんが、まるで削り出した金属の箱を運転しているかのような剛性感です。足回りのダンパーは若干硬めの味付けですが、逆にそれが剛性の高いボディとの相乗効果を生んでいるのかもしれませんね。急な車線変更やコーナーリングでも全く不安を覚えないバランスの良さはまさに王者メルセデスの真骨頂ですね。
1800cc直列4気筒DOHCターボ 184ps(135kW)/5250rpm 27.5kg・m(270N・m)/1800~4600rpm
1800ccターボエンジンの加速感は大変スムーズで、必要かつ十分なパワーを感じます。後期モデルから7速ATになったこともあり、シームレスな加速感と同時に、燃費改善もなされているのは嬉しいですね。後期型はボンネットもアルミ製に変更されており、約10kgの軽量化にも成功しています。
試乗車には居眠り運転を検知してドライバーに注意を促す「アテンションアシスト」や、ハイ/ロービームの切り替えを自動で行う「アダプティブハイビームアシスト」なども装備され、安全性や快適性の向上に一役買っています。
AMGグリルとバンパーの精悍さが際立つフロントビュー
W204型と呼ばれるこのモデルは、歴代Cクラスの中でも最高傑作と呼ばれるだけあり、すべての機能・デザインが非常に高い次元で見事に調和しています。ユーロDセグメントでの競合車を引き離す完成度に、メルセデスの本気を見た気がします。日本のメーカーがこのような車が作れるようになるのは、まだまだだいぶ先のことではないだろうか、そんな風に思わせてくれる名車です。ご来店いただきましたら、お客様にも絶対に試乗していただきたい一台だと感じました。
リベラーラではこの他にもたくさんの試乗車をご用意しております。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
ではまた。
LIBERALA一宮
コーディネーター 瀬尾俊之