誠にありがとうございます。
毎週恒例となりましたHIDEの試乗インプレッションのお時間でございます。
HIDEで続くのかと関係各所からご不安のお声を頂戴いたしましたが、
試乗が楽しいのでしっかり続けていけそうです。
やる気みなぎるHIDEが本日お送りいたしますのは、
AudiQ5 ハイブリッドとなります。
2009年デビューのQ5に一番最後にラインナップに導入された、
リチウムイオンバッテリーをトランクスペースに搭載したシンプルなパラレルハイブリッド。
211psのエンジン+54psのモーターを掛け合わせたパワーユニットを搭載しています。
日本へ導入されたQ5ハイブリッドは左ハンドル仕様のみ。
ほとんどが右ハンドルのQ5にあって、
ハイブリッドモデルのみ左ハンドルというのはちょっとした特別感を感じます。
エンジンを始動すると、最初はかすかな電子音のみ。
エンジン音が大好きなHIDEには少し物足りないと同時に、
あれ、もう動くんですよね?と一抹の不安がよぎりますが、
ドライブレンジにギアを入れるとスーと発進。
この辺りは分かりやすくハイブリッドらしさを感じることが出来ます。
大きくアクセルを踏み込まなければ、そのままモーターのみで走行も可能でした。
EVモードも備えていますので、短い距離であれば、
内燃機関の力を借りずとも走行が可能です。
グッとアクセルを踏み込むと、いつの間にか聞きなれたエンジン音が。
停止状態でなければ、エンジンの始動のタイミングを意識することはあまりないかもしれません。
加速はモーターの太いトルクと、元々パワフルな2.0TFSIエンジンのおかげで、
ノーマル比120kgの影響はまったく感じさせません。
高排気量のエンジンを搭載したような、豪快な加速を楽しむことが出来ます。
燃費の為のハイブリッドというよりは、
パワーアップの為のハイブリッドという言い回しがしっくりくる気がします。
実際、燃費はノーマル2.0TFSIに比べ0.2km/Lの向上にとどまっています。
カタログ上のことなので、実燃費という面でいけば、もう少し差は広がるかもしれませんが、
残念ながら、今回の試乗では燃費を計算するほどの距離は乗れませんでしたので・・・。
ハンドリングに関しては、ノーマルのQ5よりもキビキビした印象。
ノーマル車よりも30mm低められた車高のおかげか、
タイトなコーナーに切り込んでも大きくロールせずにしっかりと反応する辺り、
ワインディングでもきっと楽しめるはずです。
ストレスなく加速し、安定感のあるハンドリングを持つこのQ5ハイブリッドで、
燃費が計算できるくらい遠くに行けたら最高なのに・・・と思いながら、
いまこのブログを書いています。
いま北海道はいい時期なんですよ、ほんと。
仕事抜きでドライブしたいなぁ・・・。
そんな風に思える、乗って楽しいQ5ハイブリッドは、
現在LIBERALA札幌にて展示中でございます。
ご試乗も可能となっておりますので、
是非とも皆様のご来場をお待ちしております。