Audi A5のカタログ | LIBERALA

Catalog

Compact Hachback Audi A5

Audi A5 A4の派生モデルである、A5。アウディラインナップの中で、長らく姿を消していた2ドア4シーターが、11年ぶりに復活したのがA5だった。

Audi A5

【概要】

その前身は、1972年に発売され、A4が発売されるまでの間、アウディの中心的モデルとして君臨したアウディ80。そのアウディ80をベースとしたアウディ・クーペは1996年に絶版となる。その後、長らくアウディのラインナップから2ドア4シーターは姿を消していたが、2007年、A5の登場により再びラインナップに加わることとなった。

その前身は、1972年に発売され、A4が発売されるまでの間、アウディの中心的モデルとして君臨したアウディ80。そのアウディ80をベースとしたアウディ・クーペは1996年に絶版となる。その後、長らくアウディのラインナップから2ドア4シーターは姿を消していたが、2007年、A5の登場により再びラインナップに加わることとなった。

クーペ、カブリオレ、スポーツバックという3バージョンのボディタイプを展開しており、様々なニーズ応えられるのも大きな魅力のひとつ。日本では2008年にクーペ、翌2009年にはカブリオレ、続いて2010年にはスポーツバックという順で発売された。

新車価格は約600万円程度から。走行性能を強化したS5も販売されており、こちらは新車価格が約900万円程度からという価格帯である。また更に高い走行性能を備えるRSシリーズも展開している。

Audi A5

【試乗フィール】

A4の派生モデルであるA5だが、そのエクステリアはA5ならではの個性を反映した、洗練されたスポーティーさを訴えかけるデザインに仕上がっている。アウディの象徴ともいえるシングルフレームグリルや、Cピラーからリアへ続く曲線的なライン、直線を用いたヘッドライトのスポーティーな造詣が演出する雰囲気は、A4とは一線を画している。

インテリアも高級クーペらしい、落ち着きがあるデザインに仕上がっている。上質な素材を使い、シックなカラーで統一された空間を演出。しかし地味だという印象を感じないのは、高いクオリティのパーツを巧みに配置しているからだろう。インテリアカラーに調和したカーナビやコンソール類も良いアクセントになっている。後部座席も大人2人が充分に寛げる広さを備えており、ゆとりある大人の車という印象だった。

現行モデルが搭載しているエンジンは、A4と同じく2リッターの直列4気筒。しかし、7速のSトロニックトランスミッションを組み合わせることで、高級スポーツクーペにふさわしい、トルクが途切れない滑らかな加速感を味わうことができる。また路面コンディションに合わせてフロントとリアのトルク配分を自動で最適化してくれるため、濡れた路面でも走りは驚くほど安定していた。

Audi A5

最新テクノロジーを積極的に採用しているところは、A4と同じである。エンジン、ギアボックス、サスペンション、ステアリングの作動特性をコントロールする「アウディドライブセレクト」を筆頭に、以下のような装備が選べる。

●ヒートシーター
●クルーズコントロール
●アダプティブクルーズコントロール
●アウディサイドアシスト
●アウディアクティブレーンアシスト

Model

Audi A5

初代(2008年~) 現行モデル

2008年に発売されたベーシックなA5は2ドアのクーペスタイル。2ドアながらトランクの容量はA3スポーツバックを大きく上回る455リットルに達し、実用性も高い。その後、2代目A4カブリオレの後継モデルとして2009年にA5カブリオレが、2010年にはハッチバックのA5スポーツバックも発売された。5ドアハッチバックのA5スポーツバックはクーペのスタイリッシュさと、アバントの実用性を兼ね備えたモデルだ。リアシートを倒した際のカーゴスペースは、980リットルに達する。どのボディタイプを選んでも。エンジンの選択肢は2リッターTFSI(直列4気筒インタークーラーつきターボ)のみ。フルタイム4WDシステム「クワトロ」を搭載している。

Audi A5

S5

A5の各モデルをベースに、走行性能を強化したS5。A5同様にクーペ、カブリオレ、スポーツバックという3つのボディバリエーションを展開。
走行性能を強化したSシリーズらしくどのモデルも3リッターのV型6気筒エンジンを搭載しており、シーンを選ばない爽快な加速フィールを楽しめる

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