6つの項目でジャッジ!新車or中古車どっちにする?

 

6つの項目でジャッジ!新車or中古車どっちにする?

クルマは大きな買い物。ほしいけど、ちょっと手が出ない――そう思う方も多いでしょう。そんな方には、“中古車”を購入するという選択肢があります。

中古車とはどのようなものなのか、新車との違いとあわせてご紹介します。

そもそも中古車とは?

中古車とは、ほかの誰かが購入したりレンタルしたりするなどして利用し、そのあとに再び売りに出されたクルマのことをいいます。

販売店で試乗用のクルマとして使われていたクルマも、中古車に分類されます。

中古車と新車の6つの違い

それでは、中古車と新車は具体的にどこが違うのでしょうか。

一般的な中古車と新車の違いについて、6つの項目に分けてみていきましょう。

Q.「わたしらしいクルマ」を選べるのはどっち?

A.新車も中古車も、それぞれの良さがある!

自分好みのものを身につけたり、自分らしい空間に身を置いたりするのは、誰だってうれしいもの。自分に似合う洋服やバッグ、自分にとって居心地のいい部屋にこだわる方も多いでしょう。クルマについても同様です。一言にクルマといっても、車種や色、内装は千差万別。その中から自分好みのものを選び取ることができます。

その視点で言うと、新車は、自分の好きなようにカスタマイズすることができます。

車種や色を選んだり、シートを変更したりして、オリジナルのクルマを作っていくのはとても楽しい作業です。その意味では、中古車は自由度が低いです。そのかわり、前のオーナーのこだわりのクルマに出合うことができるというメリットもあります。「ちょうどこんなクルマがほしかった!」「私のセンスではこんな素敵なカスタマイズはできなかった!」――そんな出合いがあるのは、中古車ならではでしょう。

Q.バリエーション豊富なのはどっち?

A.掘り出し物が見つかる中古車!

自分らしい一台を探すのであれば、車種のバリエーションはたくさんあったほうが安心です。その観点でいうと、実は中古車に軍配が上がります。

旧モデルのクルマがほしい場合、新車で購入することは難しいと言っていいでしょう。アンティークショップや古着屋で自分好みのものを探すのが楽しいことと、中古車探しは似ているかもしれません。

Q.税金が優遇されるのはどっち?

A.エコカー減税の対象になる新車!

“エコカー減税”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

エコカー減税とは、環境にやさしいクルマを購入すると受けられる税金の優遇制度のこと。新車購入時にかかる“環境性能割”と、新車新規検査時にかかる“自動車重量税”が減税されます。

条件さえ合えば中古車も対象になりますが、新車の方が対象範囲は広く、減税額も大きいと覚えておいたほうがいいでしょう。

Q.高く売れるのはどっち?

A.人気のあるクルマなら、新車!

3年から5年くらい経ったら、違うクルマに乗ってみたいーーそんなあなたに知っておいてほしいのが、“リセールバリュー”という考え方。いわゆる下取り価格のことです。

リセールバリューで言うと、ご想像のとおり、新車のほうが高いものです。人気のクルマであれば当然、下取り価格は高くなります。常に新車に乗り換えたい人には大きなメリットでしょう。

ただ、中古車であっても、人気の型や色であれば比較的高額で売却できることもあります。状態や市場ニーズによって決まるといっていいでしょう。 

Q.修理費用が高くつくのはどっち?

A.保証内容にもよるけれど、中古車はある程度の出費がかかりそう!

「絶対に壊れない」というわけではありませんが、修理がすぐに発生する可能性が低いのは、やはり新車です。

また、新車のメリットとして、保証期間が長いことも挙げられます。一般的に新車の保証期間は3年間、または6万キロに設定されています。その範囲内であれば、自然に壊れてしまった場合、無料で修理が受けられます。

それに対して中古車は、誰かが使っていたクルマですから細かなキズや汚れなどの使用感はあります。ですが、中古車であってもしっかりと修理・清掃されているものが多いので、さほど気にすることはないでしょう。

整備に関しては、新車と比較するとお金がかかると思っておいたほうがいいでしょう。中古車でも販売店独自の保証がついている場合が多いので、証内容をしっかり確認してから購入するようにすることをおすすめします。

Q.安く買えるのはどっち?

A.絶対に中古車!

もちろん、新車よりも中古車のほうが安く購入することが可能です。同じ購入金額でも、中古ならひとクラス上のクルマに手が届きます。

さらに、中古車市場でさほど人気のないクルマについては、驚くような価格で購入できるケースもあります。

  新車 中古車  
私らしいクルマが選べるのはどっち? 引き分け
バリエーション豊富なのはどっち? × 中古車の勝ち
税金が優遇されるのはどっち? × 新車の勝ち
高く売れるのはどっち? 新車の勝ち
修理費用が高くつくのはどっち? 新車の勝ち
安く買えるのはどっち? 中古車の勝ち

以上のように、6つの項目に分けてジャッジしました。

新車には新車の良さが、中古車には中古車の良さがあります。

自分だけのクルマを、納得のいくまで探してみましょう!

written by norico編集部

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