車の虫除けグッズおすすめランキング!乗降時やアウトドアの対策に

車の虫除けグッズおすすめランキング!乗降時やアウトドアの対策に

夏になると、車のボディに虫が付着したり、車内に蚊が入り込んだりします。ここではコーティングなどボディに使える虫対策や、虫除けネット、スプレーなど車内で使える虫除けのおすすめグッズをご紹介しています。赤ちゃんやペットにやさしい商品もご紹介していますので、参考にしてください。

車の虫除けグッズおすすめランキング

ここでは、車内への虫の侵入を防ぐのに役立つグッズTOP10をランキング化しました。

順位 商品名
1位 どこでもつかえるアースノーマット 電池式
2位 おでかけカトリス 携帯用
3位 マット式蚊とり器(USB)
4位 蚊がいなくなるカトリス forレジャー
5位 車用 虫除けウィンドウネット 左右スライドドア用
6位 虫よけネット 2枚組 (車、リア用)
7位 蚊がいなくなるスプレー 小空間用
8位 虫よけバリア クルマ用
9位 虫こないアース 1プッシュ式スプレー(網戸・窓ガラス)
10位 車用 防虫ネット 楽らくマグネット バックドア専用

※①コスト、②車内での設置のしやすさ、③効果持続性、④対策できる虫の種類、⑤子どもやペットがいる環境での使用の可否を考慮しランキングを作成

商品の詳細は 後の章でご紹介しています。

Q. ボディへの虫除け対策は何がいい?

虫が車にぶつかること自体を防ぐ方法はありません。ただし、塗装へのダメージ軽減や付着した虫を落としやすくする方法としては、コーティングやワックスが有効です。
以下の記事では、虫汚れを落とすためのおすすめグッズもご紹介しています。

車の虫除けグッズ選びのポイント4つ

車用の虫除けグッズを選ぶ際には、以下のような点を考慮しましょう。

①どの虫に対して有効か

駆虫・防虫対象の虫は製品によって異なります。主にはカメムシやユスリカ、クモ、蛾などの不快害虫に効くタイプと、蚊に特化したタイプに分かれることが多いです。

②効果の持続性はどれくらいか

持ち運びが楽なスプレータイプなどであれば、持続性を気にする必要はありません。一方、車内に置きっぱなしにするタイプの製品では効果持続性を気にした方が良いでしょう。

③赤ちゃんやペットにやさしいか

小さな子どもやペットがいる場合は、人体や生き物への影響も考慮しましょう。現在は、赤ちゃんやペットの使用に特化した製品も多く出回っています。化学物質による影響が不安な場合は、「赤ちゃんにも使える」「ペット用」などと記載された製品を選びましょう。

④使いやすいサイズや形状か

車で使う場合は、使いやすさも重要です。特に液体成分の入ったものなら、倒れにくさなども考慮する必要があります。

虫除けグッズおすすめランキング詳細

ここからは、冒頭でご紹介した車の虫除けグッズのおすすめランキング詳細をご紹介します。

1位 どこでもつかえるアースノーマット 電池式

  • メーカー:アース製薬
  • 使用方法:置く
  • 効果持続性:約90日(※1日8時間使用)
  • 駆虫・防虫対象:蚊

「子どもやペットのいる環境でも使える」と記載している蚊除け製品です。電池式なので電源を取る必要がなく、長期間使えます。屋外で利用できるのもポイントです。

低刺激の製品ではありますが、元々が4.5畳~10畳の環境での使用を前提としています。車内では窓を開けて使用しましょう。

2位 おでかけカトリス 携帯用

  • メーカー:KINCHO
  • 使用方法:吊るす
  • 効果持続性:約40日(※1日6時間使用)
  • 駆虫・防虫対象:蚊

小さく、フック付きで利便性の高い製品です。1位のアースノーマットに比べると有効期限が短いため、2位としました。ベビーカーに吊るすなど、子どもの近くでも使用できます。

こちらも4.5畳~10畳の環境での使用を前提としているため、車内では窓を開けて使用しましょう。

3位 マット式蚊取り器(USB)

  • メーカー:シフレ
  • 使用方法:USB接続
  • 効果持続性:使用するマットによる
  • 駆虫・防虫対象:蚊など

こちらは市販の虫除けマットをキットに入れ、USBポートに差し込んで使うグッズです。マットを別で購入しなければいけませんが、コンパクトで使いやすいです。またUSBから電源を取っているので、自分でON/OFFを切り替える必要もありません。

中に入れるマット次第で好みの香りを楽しめる点も、大きな魅力です。

4位 蚊がいなくなるカトリス forレジャー

  • メーカー:KINCHO
  • 使用方法:置く
  • 効果持続性:約120日(※1日8時間使用)
  • 駆虫・防虫対象:蚊

携帯でき、車内やテントでも使える製品です。他の製品と比べて効果の持続期間が長く、コストパフォーマンスに優れています。電池式なので、プラグなども不要です。ただし子どもや動物に関する影響の記載がないため、順位を4位としています。

こちらも4.5畳~10畳の広さを前提としているため、車では窓を開けて使いましょう。

5位 車用虫除けウィンドウネット 左右スライドドア用

  • メーカー:meltec
  • タイプ:ネット

虫除けネットの中でも、スライドドアに特化した製品です。JIS適合品であり、安心感があります。また、同社から通常のヒンジドア用やフロントドア用、バックドア用のネットも販売されています。

こちらの製品はドア1枚分しか入っておらず、2枚利用するには2倍の費用が必要です。また乗降時の虫の侵入が防げないことからこの順位としています。

6位 虫よけネット 2枚組(車、リア用)

  • メーカー:コモライフ
  • タイプ:ネット

こちらはヒンジドアのリア用ネットです。とにかく価格が安い点から6位に選出しました。安いですが、ゴム付きできちんとフィットするようになっています。

「効果を見るためにまずは買ってみたい」「使い捨て程度に考えたい」といった人にお勧めします。 購入する際は、対応サイズなどもよくチェックして買いましょう。

7位 蚊がいなくなるスプレー 小空間用

  • メーカー:KINCHO
  • タイプ:スプレー
  • 効果持続性:12時間/1プッシュ
  • 駆虫・防虫対象:蚊

小空間向けのスプレーで、使い方も広さ1畳に対して1プッシュするだけなので簡単です。駆虫効果も高いですが、「観賞魚のいる環境ので使用は禁止」「アレルギー体質の人は吸い込まないように」といった注意書きもあり、使用には注意が必要です。

車で使う場合は窓を開けた状態で1プッシュし、しばらく時間をおいてから乗車するようにしましょう。

8位 虫よけバリア クルマ用

  • Amazon価格:1,223円(2セット)
  • メーカー:フマキラー株式会社
  • 使用方法:サンバイザーに挟む
  • 効果持続性:不明
  • 駆虫・防虫対象:ユスリカ、チョウバエ

車用と銘打った製品で、車の広さを想定して作られています。見た目も可愛らしく、サンバイザーに挟むだけと利用も簡単です。

ただし駆虫・防虫対象となるのはユスリカやチョウバエで、蚊ではありません。蚊に刺されるのを防止したい人では、「防虫効果が低い」と感じるでしょう。

9位 虫こないアース 1プッシュ式スプレー(網戸・窓ガラス)

  • メーカー:アース製薬
  • タイプ:スプレー
  • 効果持続性:約3ヶ月
  • 駆虫・防虫対象:蛾、カメムシなど

車内での薬品の揮散に抵抗がある場合は、窓ガラスに使える製品がおすすめです。この製品では、窓ガラスより60cm程度離れた位置からプッシュして防虫効果をつけます。速乾性なのでべたつきもなく、使いやすいです。

10位 車用防虫ネット 楽らくマグネット バックドア専用

  • メーカー:SEIWA
  • タイプ:ネット

国産のカー製品メーカーSEIWAが販売しているバックドア用のネットです。車中泊をする人などにはマストアイテムでしょう。ユーザーからの評価も非常に高く、安心して使用できます。唯一の欠点は、他の類似製品より少々高価な点です。

【シーン別】虫除けグッズの選び方

車用の虫除け製品は、「どのシーンで使うか」によってもおすすめのタイプが変わります。

  • 走行・乗降時:置く・吊るす系やスプレー
  • 走行時(2列目):カーテン・ネット
  • 長時間の駐車時:カーテン・ネット
  • 常時身に着ける:貼る系、リング系など

走行・乗降時

窓を開けて走っている時や乗降時のわずかなタイミングでの侵入を防止するには、置く/吊るすなどの方法で設置するものや、スプレータイプの製品が有効です。

ただし、駆虫・防虫効果が高い製品ほど強力な化学物質を使っている可能性があります。赤ちゃんやペットがいる場合は気を付けましょう。

走行時(2列目)と駐車時

窓部分に網目状のカーテンやネットを設置すれば、窓を開けたままでも虫の侵入を防ぐことができます。日よけになり、風通しも遮断せず済むので、車中泊などにもおすすめです。

ただし、運転席・助手席横のウィンドウをカーテン等で覆うことは法律違反です。違反すれば普通車で6,000円の反則金と、違反点数1点が科されます。走行中にカーテンやネットを使えるのは、基本的に2列目の窓だけです。

常時身に着ける

化学製品を使った虫除けグッズやカーテン/ネットタイプの虫除けを用いても、虫の侵入を100%防ぐことは難しいでしょう。虫刺されの予防が最終目的なら、衣服や体につける虫除けグッズも検討してください。

最近では皮膚に使うスプレーだけでなく、衣類に貼るタイプや手首に巻くタイプもあります。

車の虫除けに関するQ&A

Q. 虫はなぜ車に集まってくる?

車は光や紫外線に反応して集まる習性があります。そのため車のライトに集まったり、ボディでも紫外線を反射しやすい白系などの色だと集まりやすい傾向があります。

Q. 虫が集まりにくい車の色は?

虫が集まりにくいボディカラーは、一般に紫外線を反射せず、吸収しやすい黒系といわれています。ただし、黒でも「光を反射する環境ではかえって虫が集まりやすい」と言われています。

Q. 虫が車に入った時の対処法は?

虫が車内に入り込んだ場合は、できれば潰すのを避けましょう。死骸の処理に困る人も多いです。窓を大きく開けて息を吹きかけたり、うちわなど平たいもので煽いで車外に逃がすことを検討してください。

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!