電気自動車の充電時間はどれくらい?普段使いに必要な充電時間と走行距離

電気自動車の充電時間はどれくらい?普段使いに必要な充電時間と走行距離

電気自動車の充電時間

電気自動車の充電は、ガソリンを入れるのに比べると遥かに長い時間がかかります。

ガソリンなら10分もかからないですが、電気自動車をフル充電するには、急速充電でも1時間近く、普通充電だと10時間近くかかるケースも珍しくありません。

日産リーフの場合の充電時間

国産電気自動車のパイオニア、日産リーフの例を見てみましょう。今回は、よりリーズナブルに購入できる40kWhバッテリーを具体例にしてみます。

  3kw普通充電器 6kW普通充電器 急速充電
充電時間 約16時間 約8時間 約40分

このようにリーフの場合、急速充電であれば約40分でフル充電ができますが、コンセント式などの普通充電器の場合は8~16時間かかります。

(出典:日産ウェブサイト

急速充電はディーラーなどに設置

圧倒的に高速で充電できる急速充電。一般的に50kWの出力であることが多く、車種に寄りますが「5分間でおよそ40km程度」なら走行ができることが多いです。

家庭に急速充電が可能な充電器を設置する人はほとんどおらず、これが可能なのは主にディーラーや一部サービスエリアなどです。

電気自動車の航続距離

充電器

電気自動車が一回のフル充電で走れる距離は、短いものだと250km程度、長いものだと600km以上と車種によって大きく差があります。一般にバッテリーサイズが大きくなるほど航続距離が伸びますが、同時に車両価格も高くなる傾向があります。

例えば国産電気自動車の場合、航続距離(カタログ数値)は以下の通りです。(※記事公開時点の情報)

  • 日産リーフ:WLTCモード322km(40kWhバッテリー),458km(62kWhバッテリー)
  • ホンダe:WLTCモード256km

東京から静岡までが約200kmですので、これだけの航続距離があれば日常生活で困ることは多くないでしょう。

電気自動車のよくある質問

ガソリン車と違うところも多く、なかなか利用のイメージがわかない電気自動車。そこでよくある質問をまとめてみました。

Q&A①充電スポットってどれくらいあるの?

「充電できる場所が少ない」と思われがちですが、最近、充電スポットの数は急速に増えています。

一般社団法人「次世代自動車振興センター」のサイトによれば、全国の充電スポット数は1万8000か所以上。これは全国のガソリンスタンドの6割を超える数字です。

Q&A②100km走るのには何分の充電が必要?

100km走れれば、日常に必要な大体の走行はカバーできます。

車種による差がありますが、一般に急速充電の場合は「5分間でおよそ40km程度」の走行が可能だといわれているので、15分ほどの充電で済みます。

日産リーフ(40kWh)の場合、急速充電40分で400kmの航続距離なので、100kmなら10分の計算になります。3kwの普通充電器なら100kmの走行に、4時間程度の充電が必要になる計算です。

Q&A③電気自動車の方がガソリン車より維持費は安いの?

電気プランによって必要な電気代は変わってきますが、ガソリン車にかかるガソリン代よりも、電気自動車にかかる電気代の方が安くなるケースは多いようです。

また電気自動車の場合、エコカー減税など様々な優遇が受けられるので、その点でも維持費が抑えられます。

購入時に関しても、国や自治体から補助金があるため、車の額面価格よりは安く買えることが多いです。

Q&A④充電スタンドの料金はいくらくらい?

一般に、充電スタンドで充電する場合には「充電認証カード」と呼ばれる月額制の会員証が必要です。加えて時間ごとの料金も必要です。

【充電認証カード】

  • 入会金・登録料:約1,500円
  • 普通充電器の月額費用:約500円〜2,500円
  • 急速充電器の月額費用:約1,500円〜5,000円

【時間ごとの料金】

  • 普通充電器:約70円〜150円 / 1時間
  • 急速充電器:約250円〜600円 / 30分

充電認証カードがなくても充電できるスタンド、カードの有無によって時間ごとの料金が変わるところなど、細かなルールは運営会社ごとに異なります。購入時にはディーラーや販売店に詳しく聞いてみましょう。

Q&A⑤家に充電器を設置することはできるの?

普通充電器であれば、家庭に設置することができます。

設置は10~20万円から可能で、新車を買った場合はディーラーが無料で設置してくれたり、10万円までは負担してくれたりする場合もあるようです。

電気自動車のハードルが高ければハイブリッドも

「電気自動車はちょっと不安」「でもガソリン代や維持費を抑えたい」という場合には、ハイブリッドという選択肢がより現実的でしょう。

家庭のコンセントでも充電でき、またガソリンでも走行できるPHEVという選択肢もあります。norico編集部でもハイブリッド車の解説や紹介をしていますので、参考にしてみてください。

Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!