NISSAN Skyline GTR

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SOLD OUT
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    Impression

    まさに奇跡だ。
    生産台数1,197台の後期ハコスカKPGC10が登場した。
    その名の通りレーシーなGT-Rとして設計され、
    生産台数も少なく走りの装備以外は
    ほぼオプションということもあり、
    現存するマシンをレストアすることさえ困難と言われるモデルだ。

    当時圧倒的な人気となったプロダクトデザインは、
    日本の巨匠、桜井眞一郎氏の手によるもの
    いま見ても美しい。
    前後重量配分のバランスの良さとショートキャビン
    そこに潜む圧倒的な運動性能が窺える
    サイドからのシルエットだ。

    脚元はフロントタイヤをポテンザRE71 195/50/15
    リアタイヤをポテンザRE01・225/50/15とし、
    ブレーキローターを研磨しブレーキマスターシリンダー・マスターバックまで一式交換、
    左右フロントサスペンション各ブッシュも交換
    RSワタナベ15インチアルミホイールをリメイクし履かせた、
    味のあるチョイスだ。

    細部まで厳しくチェックを受けた S20型エンジン。
    この心臓は、プリンス時代レース用
    GR8型を改良して市販用にディチューンしたエンジン。
    当時のクルマ好きたちの憧れを集めた直列6気筒、
    今回あえて、ソレックスを新しく変更!

    キャブレターオーバーホール
    クラッチマスターシリンダーのオーバーホール交換
    ラジエター各ホースとウォーターポンプを変更した
    そう、リベラーラの整備に手抜かりは一切無い。

    内装は純正シートへ、ドア両サイド内張り・天張り・カーペット及びカーペットクッションを交換しDATSUNコンペステアリングに変更
    ここまで美しいハコスカに お目に掛かったことは皆無だ。

    このマシンには
    新車当時、オプション設定されていたラジオが付いていた。
    スイッチを付け ラジオを愉しむのも気分だ

    前後フェンダーとリアのエンブレム全てを
    一新磨き上げたエンブレムが輝く。
    ここまで手を入れ、あの頃の走りが蘇るハコスカは
    いったい何台あるのだろうか。

    クルマがコンピュータ制御されていなかった時代の、
    日本の名作スカイライン2000GT-R
    手を掛け、メンテナンスし続けてこなければ
    走りを愉しむことはできない
    その伝説の走りを愉しむのは、誰だろうか
    ここに奇跡の一台が、ある。