NISSAN FairladyZ S30 S30 「ウエ・タコ・デュアル」
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Impression 後期バージョンS30、悪魔のZを復活させる。
コミックで伝説となったマシンをリアルに蘇らせたい。
もちろん作品の中での非現実な改造は行わず、
現代のマシン再生技術を持って、
作品の中の伝説のマシンを超える感動の一台をつくりたい。
2023年、リベラーラのチャレンジは、
この一台からスタートする。
マシンは、フェアレディZ、1976年モデルのS30。
すでにミッドナイトブルーの塗装を磨き上げ、
エクステリアの基本骨格を仕上げている。
闇の中で獲物を狙う猟豹の鋭い存在感が、
ミッドナイトの中に緊張感を生むエクステリアカラーだ。
鋭利な刃物のごとく、ワルな黒より怪しさが香る。
もちろん年初に原動機変更登録と緩衝装置変更届けを済ませ、
車検を取り、マシンをチューンする準備が整った。
前照灯高変更済で、
インジェクションからウエーバー3連キャブレターへの
変更排ガス検査試験も完了している。
L28・ウエーバー3連・マニホールド・縦デュアルマフラーの
低く野太い猛禽類の呻きが聞こえる。
このマシンの内装は、
スケルトンの鉄板状態から断熱材を全体に張り巡らせ、
オリジナルを忠実に再現する計画だ。
また電装系は現代の技術進化にあわせてリメイクする。
それと平行して機関系をとことんまでクオリティーアップさせる。
F-1やGTなどレース界で名をはせるレイズ、
このマシンには、ボルクレーシング最深のディープリムを持つ
レイズVR-TE37Vを履かせた。
それはこのマシンが何を目指しているのか、明確にするため。
ネオクラジャパンの傑作を作りたいとリベラーラは考えている
このマシンの完成にご期待頂きたい。