Mclaren 650S spyder 650S spyder
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Impression 日常のモンスター、現る。
F1という最高峰で名を刻んできたマクラーレン。
新たに「公道」というステージを走り始めたのは
1985年マクラーレン・カーズに遡る。
その後メルセデス・ベンツとのコラボレーションなど
いくつかの企業合併やスピンオフを行い
2010年にマクラーレン・オートモーティブとして独立資本となり
本格的に稼働した。
このマシンは2016年モデルのマクラーレン650Sスパイダー。
2010年の本格稼働後に発表されたMP4-12Cのコンセプトを受け継ぐ
マクラーレン・スーパーシリーズ、当時のフラッグシップモデル。
そこには、マクラーレンが「公道を走るマシン」として目指した
ロードゴーイングスポーツのすべてが詰め込まれている。
それは、
幾多のスーパースポーツブランドに異を唱える
スーパーカーへの挑戦でもあった。
マクラーレンというスーパースポーツがめざしたものは
ステアリングを握れば理解できるだろう。
実に快適なドライブフィールでドライバーを迎えてくれる。
ノーマルモードで走り出せば
ソフトな足さばきで路面のアンジュレーションをいなし
ストップ&スタートが連続する都心の日常的なシーンでも
何のストレスも感じさせない。
しかし
いざ踏み込めば車両重量1,480kgで最高出力650PSという
内に秘めた途方もないレーシングマシン性能が現れる。
伝え聞くところによると650Sクーペモデルでは
先代12Cが持つニュルブルリンク北コースのラップタイムを
7.2秒も短縮したという。
このラップタイムが
大幅なパフォーマンスの向上であることは言うまでも無い。
またインテリアは
カーボンインテリアをチョイスし
ブラックアルカンターラシートに
イエローのカラーパイピングを選んでいる、
上質にレース気分を昂ぶらせるセレクトだ。
ドライブレコーダー
リアパーキングカメラ&前後パーキングセンサー
DSRC ETC2.0と
このまま普段使いができる仕様となっている。