Maserati Gran TurismoS マセラティ グラントゥーリズモS
- PRICE:
- SOLD OUT
Impression ハードボイルドで身を包んだ、男のマセラッティ。
ストイックなまでに、全身を黒ずくめで包み、
インテリアは、躊躇なくロッソ(赤)で統一する。
そのストレートなダンディズムが似合うマシンは、
少ない。
マセラティ・グラントゥーリズモSをのぞいて。
押し出しのあるマセラティ独自のフロントマスには、
ボディカラーにネロ(黒)をという選択が、似合うと思う。
ボリューあるボディラインが際立ち、
エンブレム&フロントグリルの端正さが強調されるからだ。
そこには男の色気が、漂う。
黒で統一した外装には、
見逃してならないこだわりが潜んでいる。
21インチのブラック仕上げの社外アルミホイールを装着している。
フロントは255/30ZR21、リアは285/30ZR21のピレリ・Pゼロ、
赤いブレンボキャリパーと、360mmに拡大された
グラントゥーリズモS専用のディスクブレーキが、
男の走りを支えている。
このマシンの官能は、サウンドにある。
ダッシュボードのスポーツモードを押せば、
市街地走行から高速走行までが、一変する。
最高出力440PS/7,000rpm、最大トルク50.0kgm/4,750rpmを発生する
4.7リッターV8エンジンとエキゾーストシステムが奏でる音は、
すべてのクルージングを極上の演奏会へと変えてしまう。
ドアを開けると、赤いエクスタシーが待っている。
シート、ドア内張など、インテリアの革にはロッソ(赤)をセレクトし、
ドライバーとパッセンジャーの全身を包む。
さらにこのマシンは、アルカンターラルーフライニングと
カーボントリムでドレスアップしている。
黒いボディを纏った、赤い情熱。
寡黙に戦う、ハードボイルドの主人公の魂のように。
このマシンは、
ステアリングを握る男に
どれほどのダンディズがあるのか、
試しているのかも知れない。
